バーランダーの弟、ベン氏がブルペン投球に喜び

　米大リーグのロックアウトが解かれ、各チームが続々とキャンプをスタートさせている。故障のため昨季は全休したジャスティン・バーランダー（アストロズ）もブルペン入り。日本のファンの間でも知られる存在となった弟の米アナリスト、ベン・バーランダー氏は「説明できないほど幸せな気持ち」と喜びを表した。

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　現役最多226勝の剛腕が戻ってくる。2020年にトミージョン手術を受け、昨季は全休したバーランダー。復活が期待されているが、13日（日本時間14日）にブルペン入りを果たした。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン氏は自身のツイッターに兄のブルペン投球映像を公開。「私の兄がマウンドに帰ってきたことで、説明できないほど幸せな気持ちになった」と文面に添えて、喜びを表現した。

　ベン氏は自身がホストを務める番組に大谷翔平のコーナーを設けるなど、マニアとして日本のファンの間でも有名となった。4月7日（同8日）から始まるエンゼルスの開幕シリーズの相手は、兄の所属するアストロズ。数日前には「冗談だろ……。私の兄がマウンドに帰ってきてショウヘイ・オオタニやマイク・トラウトと対戦なんかしたら……。これは実現しなきゃいけないものだ！」と大興奮でツイートしていた。

　サイ・ヤング賞を2度受賞した大エースの調整が順調に進めば、開幕シリーズで大谷と対戦する可能性もある。そんなことも想像しながらベン氏は夢心地なのかもしれない。