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女子ゴルフ開幕戦 35歳諸見里しのぶ、調整3か月で1年ぶり出場「稲見さんのマネした」

女子ゴルフの今季開幕戦・ダイキンオーキッドレディスが3日から4日間、沖縄・琉球GCで開催される。2019年限りでツアーの第一線から離れている諸見里しのぶ(ダイキン工業)は、ホステスプロとして昨年大会に続いて推薦出場する。2日、会見に臨んだ諸見里は「かなり状態はいい」と明かし、今年も地元・沖縄開催の試合に全力を尽くす思いを語った。

諸見里しのぶ(写真は2019年)【写真:Getty Images】
諸見里しのぶ(写真は2019年)【写真:Getty Images】

今季開幕戦ダイキンオーキッドレディスを前に会見

 女子ゴルフの今季開幕戦・ダイキンオーキッドレディスが3日から4日間、沖縄・琉球GCで開催される。2019年限りでツアーの第一線から離れている諸見里しのぶ(ダイキン工業)は、ホステスプロとして昨年大会に続いて推薦出場する。2日、会見に臨んだ諸見里は「かなり状態はいい」と明かし、今年も地元・沖縄開催の試合に全力を尽くす思いを語った。


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 35歳の諸見里は09年に6勝を挙げて賞金ランク2位入るなど、ツアー通算9勝の実力者。昨年12月から自分のゴルフに向き合ったという。理由はこの試合への推薦出場が決まったからだ。

「3か月間、すごく贅沢な時間でした。そして、選手のマネをすることが増えました。(東京五輪で)金メダルを取った(ネリー)コルダ選手が練習場でやっていたことをマネしましたし、フェードを打ちたい時には、稲見(萌寧)さんのフォローの抜け方をマネしました。そうする中で、自分のスイングが分かるようになってきました。パット、アプローチもつかみかけていますし、一つでもいいプレーを見せたいです。予選を通過して、4日間戦いたいです」

 ツアーを離れる大きな原因となった第4肋軟骨(ろくなんこつ)の炎症はいまだにあり、「時々、痛くなります」と話す。だが、ステップ・アップ・ツアーのコースセッティングを担当したり、レギュラーツアーのテレビ解説を経験したりして、新たな視点が出てきたという。

「朝イチと夕方ではグリーンでの傾斜の見え方が違うことに気づきますし、足の裏でも繊細に傾斜を感じるようになりました。『ああ、現役の時にできていたら』と思います」

 だが、現役復帰の可能性については「この3か月間で、改めてプロが1年を通して、モチベーションを高くして戦い、体調を整えるのは大変だと思いました。QT(ツアー予選会)を受けるのはまだまだ……」と否定的だった。

 この試合には同じ沖縄県出身で38歳の上原彩子も出場する。今年はプロ20周年の記念イヤー。オフからかつてツアーをともに戦った飯島茜から指導を受けているといい、「節目の年ですし、沖縄勢の一人としていい結果を残したいです」と目を輝かせた。

(THE ANSWER編集部)




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