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摂食障害と闘ったフィギュア元全米女王、万感SPに賞賛の嵐「私たちが求めていた瞬間」

 フィギュアスケートの全米選手権は6日(日本時間7日)、女子ショートプログラム(SP)が行われ、元全米女王のグレイシー・ゴールドが67.61点を獲得。6位につけた。3回転のコンビネーションジャンプも決めるなど、見事な演技でスタンディングオベーションを浴びた。うつ病、摂食障害などを克服した26歳。米メディアから「ブラボー! 釘付けにする演技」「誇りに思います」などと称賛が送られている。

フィギュアスケート・全米選手権のSPで見事な演技を見せたグレイシー・ゴールド【写真:Getty Images】
フィギュアスケート・全米選手権のSPで見事な演技を見せたグレイシー・ゴールド【写真:Getty Images】

全米選手権SPでスタンディングオベーションを浴びる

 フィギュアスケートの全米選手権は6日(日本時間7日)、女子ショートプログラム(SP)が行われ、元全米女王のグレイシー・ゴールドが67.61点を獲得。6位につけた。3回転のコンビネーションジャンプも決めるなど、見事な演技でスタンディングオベーションを浴びた。うつ病、摂食障害などを克服した26歳。米メディアから「ブラボー! 釘付けにする演技」「誇りに思います」などと称賛が送られている。


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 数々の困難に立ち向かった元女王が、万雷の拍手を浴びた。グリーンの衣装でリンクに立ったゴールド。ルッツ―トウループの連続3回転を決めるなど、優雅に舞った。スピンでフィニッシュすると、観客はスタンディングオベーション。演技を終えたゴールドは両手で顔を覆い、感極まった表情を見せた。

 14年ソチ五輪団体銅メダル獲得に貢献し、全米選手権は14、16年と2度制したゴールド。うつ病、不安障害、摂食障害により、17-18年シーズンを全休し、翌シーズンのグランプリ(GP)シリーズのロステレコム杯で復帰。19-20年シーズンに3年ぶりに全米選手権に出場して12位、昨季は13位だった。

 見事な演技には米メディアも称賛を送っている。米専門誌「IFSマガジン」公式ツイッターは「ブラボー、グレイシー・ゴールド!! 釘付けにするショートの演技だった」とつづった。海外フィギュアスケート専門サイト「ゴールデン・スケート」公式ツイッターもジャンプ映像とともに「アメージングだ! 個人的勝利とも言えるだろう! 私たちは誇りに思います」とたたえた。

 2016・19年カナダ選手権覇者、アレーヌ・シャルトランもツイッターで称賛。「私たち全てがグレイシーに求めていた瞬間でした」と記したほか、米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏も「オーマイガー、グレイシー・ゴールド」と2度繰り返し「これがあなたの時間だ」と投稿していた。

(THE ANSWER編集部)

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