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モーグル堀島行真、失意の平昌五輪後に意識改革 北京大会へ「慢心ないようにしたい」

フリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真(トヨタ自動車)が6日、オンラインでの合同取材に応じ、今季への意気込みを語った。

堀島行真(写真は2020年)【写真:Getty Images】
堀島行真(写真は2020年)【写真:Getty Images】

W杯開幕戦で3位と好発進、夏にフィギュアスケート、スノーボード、飛び込みに挑戦

 フリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真(トヨタ自動車)が6日、オンラインでの合同取材に応じ、今季への意気込みを語った。


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 4日のワールドカップ(W杯)男子開幕戦(フィンランド・ルカ)は3位と好発進。「シーズンが開幕するまですごいモチベーションも高く、順調に練習してきた結果、表彰台っていうスタートを切れたことはすごくうれしく思っています」と話した。

「五輪シーズンになると全選手すごく集中力もあって、W杯のレベルがグンと上がる。若い選手や出場している選手がすごくいいパフォーマンスをしてくる中でやっているので、僕もそこに負けずに。レベルが高くなるっていう状況を分かっていたからこそ、ここでいいやっていう慢心はないようにしたい」と気を引き締めた。

 4年前の平昌五輪では、世界選手権2冠王者としてメダル獲得に大きな期待を集めたが、結果にはつながらなかった。

「平昌の時は練習もつらくて、五輪まで頑張ろうという気持ちでやってたんですけど、体の痛みが出たり、気持ちの面でつらかったりとか、休もうと思って休めなかったり、すごいプレッシャーを自分にかけてしまって、多くのところで楽しさが半減していたなっていうところがあった」

 気持ちに余裕がなくなり、精神状態は追い詰められていた。報われない結果に、むなしさすら覚えた。五輪後に別の大会で好成績を収めても、「うれしさ半減」と気持ちは晴れなかった。

「同じ取り組みではダメ」と意識改革を行った。

「今は自分の技術とか、どう滑りたいかっていうところにすごく目を向けているので、試合の最中でも、次の1本は、前の滑りよりランディングをもっときれいにしようとか、滑りの中で足をしっかり閉じていようとか、そういうところに意識が持てるようになった。平昌五輪のシーズンより、今のシーズンのほうが、より自分の滑りの中に集中しているのかなっていうのが変わった点」と冷静な目が養われた。

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