日本時間28日、バシットに合図送るシーンに米ファンも注目

　米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は投打二刀流で称賛を浴び続ける一方、その人柄が出る振る舞いもしばしば話題となる。27日（日本時間28日）のアスレチックス戦ではタイムを取ったことに気付かない相手投手に対して、ひらひらと手を振って合図を送るシーンにロサンゼルスの地元メディアが注目。実際の映像を公開すると、米ファンからは「オオタニを愛さないなんてどうすればできる？」などと反響が集まっている。

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　相手投手も思わず笑顔になった。アスレチックスの右腕バシットが初完封目前の9回。緊迫感漂う場面でタイムが取られたようで、大谷は打席を外した。だが投球に集中するバシットは気付かない。それならと、大谷は右手をひらひらと振って合図を送った。気づいたバシットも我に返ったようで、笑っていた。

　大谷が合図を送ったシーンを米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターが「ショウヘイが謝る動画をまとめ始めている」と記して公開。これに米ファンは「オオタニを愛さないなんてどうすればできる？」「いつだっていい男」などと反応し、虜になっている。

　また現地の実況席も「タイムアウト。ピッチャーさんゴメンねという感じでしょうか。え、集中を切らせましたか!?」「投手も笑うしかないですね」などと笑いながら伝えていた。

　仕切り直したバシットは大谷を封じ、メジャー初完投初完封を達成。今季5勝目を挙げていた。