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松山英樹の1年後輩 「67」暫定首位の沖せいら「私も予選落ちばかりしてられない」

女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスが16日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で開幕した。ツアー未勝利の28歳・沖せいら(フリー)が6バーディー、1ボギーの67で回って5アンダー。ホールアウト時点で暫定ながら単独首位と好発進した。

暫定首位の沖せいら【写真:Getty Images】
暫定首位の沖せいら【写真:Getty Images】

KKT杯バンテリンレディスが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスが16日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で開幕した。ツアー未勝利の28歳・沖せいら(フリー)が6バーディー、1ボギーの67で回って5アンダー。ホールアウト時点で暫定ながら単独首位と好発進した。


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 沖は出だしの10番でボギーを叩いたが、11番でバーディー。17番から3連続バーディーを奪うと、4番でも1つ伸ばした。3メートル前後のパットを多く入れて好スタート。「今回パターを重くした。それでショートパットが凄くよくなった。元々、重いパターを使って軽くしたらテンポが変わってしまった。それを重くしました」とパット好調のキーを明かした。

 男子ゴルフの海外メジャー・マスターズを制した松山英樹(LEXUS)は東北福祉大ゴルフ部時代の1学年先輩。快挙について、沖は「見ていましたが、もう何とも言えないプレーでしたね。18番の奥からのアプローチが凄い印象的です」と感動した様子。「(阿部靖彦)監督にもすぐに連絡して『おめでとうございます。私も予選落ちばかりしていられないので頑張ります』と送らせていただきました」と笑った。

 当時は「ボウリングが凄く上手だった記憶があります。何回かご一緒させていただきました。私も大学時代はやり込んでいたけど(松山の)スコアは280くらい出していたと思います。さすがに勝ったことはないです」と先輩との思い出を回顧。もちろん、ゴルフでも「練習量が全然違うと感じていました。いくつか教えていただいたけど、その時はパットで悩んでいて『フォローを長く、低く出した方がいい』と言われた。ちょっと悪くなった時に思い出すようにしています」と助言に感謝した。

 今季は最終予選会15位の権利で出場中。先輩の勢いに乗せられて初優勝を目指す。

(THE ANSWER編集部)




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