ゴールドシップらと同期 英競馬で12歳馬が豪快差し切り…調教師感激「レジェンドだ」
英国の競馬で12歳の超高齢馬が、1000メートルのスプリント戦で豪快な差し切りを決め話題を呼んでいる。現地メディアが実際のレース映像を公開している。管理する調教師が「彼はレジェンドだ」と称えている。
12歳馬デュークオブフィレンツェが末脚爆発
英国の競馬で12歳の超高齢馬が、1000メートルのスプリント戦で豪快な差し切りを決め話題を呼んでいる。現地メディアが実際のレース映像を公開している。管理する調教師が「彼はレジェンドだ」と称えている。
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12歳馬が豪快な差し切りを決めた。現地時間14日に英中部のサウスウェル競馬場で行われた、ダートのスプリント戦。残り200メートルの時点で3、4番手だったデュークオブフィレンツェ。鞍上の猛ゲキに応え、じわじわと前に迫っていく。
残り100メートルで前を行く2頭の間を割ると、最後はぐっと抜け出しクビほどの差をつけて1着で入線。12歳とは思えない見事な末脚だった。
超ベテラン馬の勝利を、英専門紙「レーシングポスト」は「人気の12歳、デュークオブフィレンツェがグリフィスのために心温まる勝利」の見出しで詳報。12歳の牡馬デュークオブフィレンツェにとって、このレースが103戦目。11個目の勝ち星だった。
記事によると、デビッド・グリフィス調教師は「彼はレジェンドだ」「オーナーたちやヤードにとって素晴らしい事。12歳で勝つのは見事だ。私は嬉しい。とても喜んでいる」と称賛しているという。
一般的には競走馬は2歳でデビュー。12歳まで走るのは異例だ。日本ではゴールドシップや、ジェンティルドンナらと同世代。この年齢になってもコンスタントにレースをこなしており、老いてますます盛んなようだ。
(THE ANSWER編集部)