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8試合出場停止のド軍右腕ケリー、問題ビーンボールを米ファン支持「次は当てろよ」

米大リーグ機構は29日(日本時間30日)、28日(同29日)のアストロズ戦で相手打者に挑発的な態度をとったとして、ドジャースのジョー・ケリー投手に8試合の出場停止を下した。問題となったケリーのビーンボールを米メディアが動画付きで公開。米ファンからはケリーの行為を称賛する声が上がっている。

8試合の出場停止が明けて登板したジョー・ケリー【写真:AP】
8試合の出場停止が明けて登板したジョー・ケリー【写真:AP】

挑発行為が問題となるも、相手がアストロズとあって米ファンは支持

 米大リーグ機構は29日(日本時間30日)、28日(同29日)のアストロズ戦で相手打者に挑発的な態度をとったとして、ドジャースのジョー・ケリー投手に8試合の出場停止を下した。問題となったケリーのビーンボールを米メディアが動画付きで公開。米ファンからはケリーの行為を称賛する声が上がっている。


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 因縁の両チームの対戦で、やはり事件が起きた。6回、ドジャースの4番手右腕・ケリーは1死からブレグマンと対戦。カウント3ボールからの4球目だ。96マイル(約154キロ)のファストボールがすっぽ抜け、頭部をかすめるようにして背中を通りとんでもない軌道を描いて、そのままバックネットに当たった。

 この1球を米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムが紹介。「昨夜、ジョー・ケリーがアストロズのアレックス・ブレグマンに直撃しそうな96マイルの球を投じた」と添えると、米ファンからは多くのコメントが集まっている。

「彼はヒーローだ」
「この投球に関しては誰も驚かないね」
「アストロズには同情しない」
「すでにサイ・ヤング賞を与えても良いよ」
「近い! 次は当てろよ」
「グッジョブ」
「他チームのファンだが、ケリーを支持する」
「ジョー・ケリーはレジェンドだ」

 などと危険な投球にも関わず、賛同する声がほとんどだった。

 アストロズは昨オフ、2017年に組織的なサイン盗みを行っていたことが発覚。ドジャースは同年のワールドシリーズで3勝4敗で敗れていた。

 続く2死一、二塁の場面でコレアに対しても、あわや頭部死球かというビーンボールを投げ、さらに打ち取った後には舌を出して挑発。両チームがベンチから飛び出し、一触即発状態となっていた。

(THE ANSWER編集部)

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