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大谷翔平へ、敵軍グラウンドキーパーが異例エール 「彼の成功以外は望んでいないよ」

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、右肘のトミー・ジョン手術後、2年ぶりの公式戦マウンドに上がった。1死も取れずに3四球3安打5失点で降板したが、ようやくカムバックしてきた投手・大谷へ、敵軍からも温かいエールが送られている。対戦したアスレチックスのグラウンドキーパーは「オオタニが最高の状態に戻り、チームが喝采を送ることを待っている」と自身のツイッターにつづっている。

2年ぶりの公式戦マウンドに上がった大谷翔平【写真:AP】
2年ぶりの公式戦マウンドに上がった大谷翔平【写真:AP】

アスレチックス・グラウンドキーパーの思い「オオタニの苦闘に耐えられない気持ちだった」

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、右肘のトミー・ジョン手術後、2年ぶりの公式戦マウンドに上がった。1死も取れずに3四球3安打5失点で降板したが、ようやくカムバックしてきた投手・大谷へ、敵軍からも温かいエールが送られている。対戦したアスレチックスのグラウンドキーパーは「オオタニが最高の状態に戻り、チームが喝采を送ることを待っている」と自身のツイッターにつづっている。


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 2018年10月に右ひじのトミー・ジョン手術を受けた大谷。今季開幕3戦目の敵地・アスレチックス戦で、693日ぶりの公式戦マウンドに上がった。結果はまさかの乱調に終わったが、試合を見届けたア軍グラウンドキーパーのショーン・チェン氏は自身のツイッターを更新。大谷に対する特別な思いを「アスレチックスの勝利が嬉しいのと同じくらい……、オオタニの苦闘には耐えられない気持ちだった」とつづっている。

 チェン氏は新型コロナ禍におけるアジア人への人種差別があったことに触れ、「オオタニが日本人やそのほかのアジア人へどのような思いを抱いているか、自分は知っているからね」と言及。最後にこうエールを送っている。

「今はトミー・ジョン手術を終えて100%の状態に戻る過程であり、彼の成功以外は望んでいないよ。オオタニが最高の状態に戻り、そんな彼にチームが喝采を送ることを待っている。それがベースボールにとって、そしてみんなにとって良いことさ」

 復帰後初登板では結果が出なかったが、まだ1登板。二刀流の完全復活を、敵軍スタッフも待ちわびている。

(THE ANSWER編集部)




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