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“ネクスト・メイウェザー”は「PFPの未来のスター」 悶絶KOをトップランク総帥は絶賛

ボクシングの米興行大手・トップランク社は、新型コロナウイルスの影響で中断していた興行を9日(日本時間10日)から米ラスベガスのMGMグランドで再開。メインイベントでは“ネクスト・メイウェザー”の異名をとるWBO世界フェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米国)が、6回にボディーで相手のフェリックス・カラバロ(プエルトリコ)を悶絶させTKO勝ち。期待が大きい22歳の鮮烈KO劇に、トップランクのボブ・アラムCEOは「彼はPFPの未来のスターだ」と絶賛している。

10日、TKO勝利を収めたシャクール・スティーブンソン【写真:Getty Images】
10日、TKO勝利を収めたシャクール・スティーブンソン【写真:Getty Images】

メインイベント飾ったスティーブンソンをアラム氏が絶賛

 ボクシングの米興行大手・トップランク社は、新型コロナウイルスの影響で中断していた興行を9日(日本時間10日)から米ラスベガスのMGMグランドで再開。メインイベントでは“ネクスト・メイウェザー”の異名をとるWBO世界フェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米国)が、6回にボディーで相手のフェリックス・カラバロ(プエルトリコ)を悶絶させTKO勝ち。期待が大きい22歳の鮮烈KO劇に、トップランクのボブ・アラムCEOは「彼はPFPの未来のスターだ」と絶賛している。


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“ネクスト・メイウェザー”の名は伊達じゃない。新星スティーブンソンが圧倒した。試合を優位に進めての第6ラウンドだ。1分過ぎ、中央で足を止めて打ち合う両者。だがパワーで勝ったのはスティーブンソンだ。

 左ボディーアッパーがクリーンヒット。たまらず崩れ落ちるカラバロ。膝をついてうずくまり悶絶。立ち上がれずレフェリーがストップ。スティーブンソンは最後まで涼しい表情だった。

 デビューからの連勝を14に伸ばしたスティーブンソン。リオ五輪で銀メダルの実績に加え、打たせないスタイルから“ネクスト・メイウェザー”として大きな期待をかけられている。

 トップランクの新たなスター候補に目を細めているのはアラム氏だ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」によると、試合後に「何とも見事なパフォーマンスだ。徐々に調子を上げ、落ち着いていた。彼はPFPの未来のスターだ」と絶賛していたという。

 3月に予定していたWBO世界フェザー級のタイトルマッチは新型コロナウイルスの影響で中止に。3か月ぶりの仕切り直しの一戦で格の違いを見せつけ、今度への期待がますます膨らんだ。

(THE ANSWER編集部)




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