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「ロシア3人娘に独占された」 五輪メディアが今季を回顧「いかに局面を変えたか」

女子フィギュアスケート界をリードするロシア勢。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、1月の欧州選手権ではアリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワの3人が表彰台を独占するなど、実力を示している。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は、ロシア3人娘がフィギュア界の局面をいかに変えたかに注目している。

今年の欧州選手権で表彰台を独占したアリョーナ・コストルナヤ(中央)、アンナ・シェルバコワ(左)、アレクサンドラ・トルソワ【写真:Getty Images】
今年の欧州選手権で表彰台を独占したアリョーナ・コストルナヤ(中央)、アンナ・シェルバコワ(左)、アレクサンドラ・トルソワ【写真:Getty Images】

コストルナヤ、シェルバコワ、トルソワのロシア3人娘に注目

 女子フィギュアスケート界をリードするロシア勢。昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、1月の欧州選手権ではアリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワの3人が表彰台を独占するなど、実力を示している。IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は、ロシア3人娘がフィギュア界の局面をいかに変えたかに注目している。


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 同メディアは「ロシア3人娘はいかにして女子フィギュアの局面を変えたか」というタイトルで記事を掲載。「シニア初参戦となったロシアの3人娘によって独占される形となった」と2019-2020シーズンを振り返っている。

 シニア転向前から実力を示していた3人ではあるが、記事では「この“3A”(3人娘)のうち、昨年の日本での世界選手権に出場した者はいない。彼女たちは、世界ランクにも入ってさえいなかったのだ」と急速に世界を席巻する存在となったことに着目。2019年3月の世界選手権では2位のエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)が、国際スケート連盟公認大会で女子のシニア選手としては史上初めて4回転サルコウを決めているが、記事にはこう記されている。

「世界選手権を制したのはザギトワだったが、その一方で、トゥトベリーゼの別の門下生エリザベート・トゥルシンバエワがシニアの国際大会で4回転ジャンプ(サルコウ)を成功させた初の女子スケーターとなっている。ただ、その時点まででシェルバコワとトルソワを含むジュニアのスケーターたちが4回転を成功させているのだ」

 多くの名選手を育ててきたエテリ・トゥトベリーゼ氏の指導を受けるロシア3人娘。記事では「ザギトワとメドベージェワが不在となった間、この3人娘がシーズンのタイトルを分け合うこととなった。この3人の中でも、コストルナヤに関しては4回転ジャンプを武器としていない唯一のスケーターだ。しかし、他の2人に比べ現在の成功を楽しんでいると言えるのは彼女だろう」と4回転なしでも高得点をマークするコストルナヤについて特に言及している。

 記事ではほかに、ロシア3人娘の対抗馬として、紀平梨花(関大KFSC)やユ・ヨン(韓国)の名前を挙げるほか、1月のロシア・ジュニア選手権で合計238.17点というシニア顔負けの高得点で初優勝を飾った13歳の超新星カミラ・ワリエワ(ロシア)に言及している。

(THE ANSWER編集部)




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