[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

進学・進級で環境が変わる4月 子どもの1日を変える3つの朝の習慣 勉強の集中力にも影響

栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第38回は「子どもの1日を変える朝の習慣」について。

第38回のテーマは「子どもの1日を変える朝の習慣」について
第38回のテーマは「子どもの1日を変える朝の習慣」について

連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第38回

 栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。第38回は「子どもの1日を変える朝の習慣」について。

 ◇ ◇ ◇

 進学・進級などで環境が変わる、4月。気持ちも新たになるこの時期は、新習慣をスタートさせる絶好のタイミングです。

 スポーツをする子どもの生活において、まず見直したいのが、朝の過ごし方です。起床から登校までの時間は、家族の皆が時間に追われたり、子どもは逆にぼーっと過ごしたりしがち。ですが、ほんの少し、過ごし方や朝食の内容を変えるだけで、子どもの体作りや健康の維持、学業への集中力もよい方向へと変わります。

 そこで、今回は、小さな工夫で大きな成果が期待できる、朝習慣と朝食についてお話しましょう。

 まず、朝習慣は以下の3つです。

<1>起床後にカーテンを開けて太陽の光を浴びる

 起き抜けはカーテンを開けて、外の光を体に浴びましょう。太陽の光を浴びると、1日のリズムを作るスイッチが入り、体温が上がり、ホルモンバランスが整います。すると、朝から心身とも活発に活動できるのはもちろん、日が暮れると眠くなるスイッチも入り、ぐっすりと眠れます。

 多くのプロスポーツ選手たちも、朝、外を散歩する習慣があります。本当は彼らのように一定の時間、外の空気を吸いながら歩くのがベストですが、そこまでやろうとするとハードルがグッと上がってしまいます。ですから、まずは自分の目の中に、太陽の光を入れる習慣をつけましょう。曇りや雨の日でも、外の光を浴びれば効果はあります。

1 2 3

吉谷 佳代

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

江崎グリコ株式会社で健康食品開発や、スポーツサプリメントの研究開発に従事。その傍ら、多くのアスリート、学生スポーツ、ジュニアへの栄養指導、食育イベントに携わる。2013年に独立。以降、ジュニアからトップアスリートまで幅広い競技の選手に対し、栄養サポートを行う。現在、プロ野球・阪神タイガース、実業団女子バレーボール・JTマーヴェラスのチーム専属栄養士。過去には、シスメックス女子陸上競技部(2015~2020年)、Bリーグ・西宮ストークス(2014~2017年)、自転車ナショナルチーム(2013~2018年)をはじめ多くのプロ選手やジュニア選手の栄養サポート実績を持つ。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集