暖かいダウンほど動きにくい? アークテリクス「Thorium」が冬の岩場で出した4つの答え
アークテリクス「Thorium」が2026年秋冬にアップデート。冬のクライミングで生じる動きにくさやハーネスとの干渉、冷え・湿気に、立体裁断、2Wayファスナー、大型ポケット、750FPダウンと化繊綿の使い分けで対応します。

冬のクライミングでは「動きにくさ」「ハーネスとの干渉」「冷え・湿気」も悩み。Thoriumはそれぞれに構造で答えました。
- ・動きにくい → 立体裁断+脇下のマチ
- ・ハーネスが干渉 → 2Wayフロントファスナー
- ・冷え・湿気 → 大型ポケット+化繊綿を使い分け
冬のクライミングで着る保温着は、単に暖かければいいわけではありません。腕を動かし、ハーネスを着け、岩に触れながら行動するため、防寒性と動きやすさの両立が求められます。
アークテリクスは2026年秋冬、定番インサレーション「Thorium(ソリウム)」シリーズを、よりクライミングに特化した仕様へアップデートしました。
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暖かいダウンを着ると、腕や肩を動かしにくい?
厚みのある保温着は、クライミング中の動きを邪魔したくないという課題があります。Thoriumは立体裁断と脇下のマチを採用。腕を上げる動きなどを想定し、身体を動かしやすいよう設計しています。

ハーネスを着けると、ジャケットを開けにくい?
ハーネスが腰まわりを覆うと、裾付近の操作はしにくくなります。そこで上下どちらからでも開閉できる2Wayフロントファスナーを採用。ハーネス着用時でも下側から開けられる構造にしました。
休憩すると、クライミングシューズまで冷えてしまう?
内側にはオーバーサイズのダンプポケットを配置。休憩時にクライミングシューズを入れて暖めておく使い方まで想定しています。フリース裏地付きのハンドポケットも備えます。
岩に擦れ、湿気にもさらされる ダウンだけで大丈夫?
表地には30デニールのミニリップストップナイロンを採用。中綿の中心は750フィルパワーのヨーロピアングレイグースダウンです。
一方、湿気の影響を受けやすい部位には化繊綿を配置。軽量で高い保温性を得やすいダウンと、湿気に強い化繊素材を使い分けています。
暖かさだけでなく、湿気が生じる環境まで考えて素材を部位ごとに使い分けています。
フーディ8.47万円、ジャケット7.59万円 主な仕様
| 項目 | Thorium Hoody | Thorium Jacket |
|---|---|---|
| 価格 | 84,700円(税込) | 75,900円(税込) |
| 重量 | 598g(M) | 526g(M) |
| フィット | Regular | |
| サイズ | XS~XL | |
| 中綿 | 750FPヨーロピアングレイグースダウン+化繊綿 | |
| 表地 | 30Dミニリップストップナイロン | |
| 撥水 | FC0 DWR | |
フーディにはヘルメット対応のStormHoodを採用し、内ポケット付属のスタッフサックへ収納できます。

「暖かさ」だけでは解決しない Thoriumが出した答え
今回のアップデートは、単純に保温力を高めたものではありません。動きにくさには立体裁断、ハーネスには2Wayファスナー、休憩時の冷えには大型ポケット、岩や湿気には耐久性のある表地とダウン・化繊綿の使い分け。冬のクライミングで起こる困りごとを一つずつ拾い、構造で答えたのが新しいThoriumです。
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アメアスポーツジャパン株式会社「冬の定番インサレーション『Thorium シリーズ』が、よりクライミングに特化した仕様へアップデート」(2026年10月29日発表)
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【写真提供:アメアスポーツジャパン株式会社】
(THE ANSWER編集部)
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