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暖かいダウンほど動きにくい? アークテリクス「Thorium」が冬の岩場で出した4つの答え

アークテリクス「Thorium」が2026年秋冬にアップデート。冬のクライミングで生じる動きにくさやハーネスとの干渉、冷え・湿気に、立体裁断、2Wayファスナー、大型ポケット、750FPダウンと化繊綿の使い分けで対応します。

10秒で分かるポイント

冬のクライミングでは「動きにくさ」「ハーネスとの干渉」「冷え・湿気」も悩み。Thoriumはそれぞれに構造で答えました。

  • ・動きにくい → 立体裁断+脇下のマチ
  • ・ハーネスが干渉 → 2Wayフロントファスナー
  • ・冷え・湿気 → 大型ポケット+化繊綿を使い分け

 冬のクライミングで着る保温着は、単に暖かければいいわけではありません。腕を動かし、ハーネスを着け、岩に触れながら行動するため、防寒性と動きやすさの両立が求められます。

 アークテリクスは2026年秋冬、定番インサレーション「Thorium(ソリウム)」シリーズを、よりクライミングに特化した仕様へアップデートしました。

 冬の岩場で使うウェアや装備をまとめて探したい場合は、「岩場・アルパインから登山用品を探す」で関連するギアをまとめています。

暖かいダウンを着ると、腕や肩を動かしにくい?

 厚みのある保温着は、クライミング中の動きを邪魔したくないという課題があります。Thoriumは立体裁断と脇下のマチを採用。腕を上げる動きなどを想定し、身体を動かしやすいよう設計しています。

ARC'TERYX Thorium Hoody Black

アークテリクスの答え:立体裁断+脇下のマチ

ハーネスを着けると、ジャケットを開けにくい?

 ハーネスが腰まわりを覆うと、裾付近の操作はしにくくなります。そこで上下どちらからでも開閉できる2Wayフロントファスナーを採用。ハーネス着用時でも下側から開けられる構造にしました。

アークテリクスの答え:ハーネス対応の2Wayファスナー

休憩すると、クライミングシューズまで冷えてしまう?

 内側にはオーバーサイズのダンプポケットを配置。休憩時にクライミングシューズを入れて暖めておく使い方まで想定しています。フリース裏地付きのハンドポケットも備えます。

アークテリクスの答え:シューズまで入る大型ダンプポケット

岩に擦れ、湿気にもさらされる ダウンだけで大丈夫?

 表地には30デニールのミニリップストップナイロンを採用。中綿の中心は750フィルパワーのヨーロピアングレイグースダウンです。

 一方、湿気の影響を受けやすい部位には化繊綿を配置。軽量で高い保温性を得やすいダウンと、湿気に強い化繊素材を使い分けています。

アークテリクスの答え:750FPダウン+化繊綿

 暖かさだけでなく、湿気が生じる環境まで考えて素材を部位ごとに使い分けています。

フーディ8.47万円、ジャケット7.59万円 主な仕様

項目 Thorium Hoody Thorium Jacket
価格 84,700円(税込) 75,900円(税込)
重量 598g(M) 526g(M)
フィット Regular
サイズ XS~XL
中綿 750FPヨーロピアングレイグースダウン+化繊綿
表地 30Dミニリップストップナイロン
撥水 FC0 DWR

 フーディにはヘルメット対応のStormHoodを採用し、内ポケット付属のスタッフサックへ収納できます。

スタッフサックに収納したARC'TERYX Thorium

「暖かさ」だけでは解決しない Thoriumが出した答え

 今回のアップデートは、単純に保温力を高めたものではありません。動きにくさには立体裁断、ハーネスには2Wayファスナー、休憩時の冷えには大型ポケット、岩や湿気には耐久性のある表地とダウン・化繊綿の使い分け。冬のクライミングで起こる困りごとを一つずつ拾い、構造で答えたのが新しいThoriumです。

ARC’TERYX「FIND YOUR INSULATION」公式特設ページ

【写真提供:アメアスポーツジャパン株式会社】

(THE ANSWER編集部)

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