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1番人気は「グミ」 女子ゴルファーに見る“ラウンド中の補食”の意外な効果

渋野日向子の魚肉のおつまみ系駄菓子は栄養面が満遍なく含まれる一品

 最近、女子ゴルファーの補食が注目されるようになりましたが、渋野日向子さんの活躍がきっかけですよね。渋野さんの補食のチョイスは、おやつ昆布や魚肉のおつまみ、チョコレートといった駄菓子からおばあ様お手製の梅干しまでと、バラエティ豊かだし、とても個性的。特に魚肉のおつまみ系駄菓子が話題になっていましたが、栄養面では、エネルギー、たんぱく質、脂質、糖質がまんべんなく含まれている一品。また、よく噛むことで集中力維持やリフレッシュになるし、食塩を含むので、水分と一緒に摂ると熱中症予防にもなるのです。

 さて、補食にもトレンドがあります。今、日本のトップアスリートの間では、手軽に糖質が補給できるグミやドライフルーツ、ナッツ類、アミノ酸入りエネルギー飲料、手を汚さずに食べられる羊羹が人気です。ただし、何を選ぶかはスポーツにより、多少適不適があります。女子ゴルファーの間ではチョコレートやドーナツ、ナッツ類も人気でしたが、これらは脂質が多く、消化にも時間がかかるため、ラグビーやサッカー、マラソンなどでは、ふだんから選ばない傾向があります。ナッツ類はゴルファーに限らず、自転車ロードレース、ヨットレースなど、持久系スポーツに適した補食。自分なりにドライフルーツを組み合わせて携帯する選手もいます。

 また、トップアスリートになると栄養面だけにこだわらず、勝負飯ならぬ勝負おやつとして「絶対にコレを食べる」と決めている選手もいます。私がアドバイスを担当した選手たちにも「普段から食べているもののほうがリラックス効果につながる」と「試合前は絶対にホットケーキを食べる」「羊羹を食べる」と決めていた選手がいました。

 レジャーでゴルフを楽しむ人も、もちろん、プロの補食は参考になります。ただし、補食云々以前に、睡眠不足や朝食抜きでコースに出たり、ランチにステーキや豚カツ、天ぷらなど、胃に負担のかかるものを食べ過ぎたりすると、集中力の低下につながる恐れがあります。良いスコアを出すためには、まずは睡眠と食事、水分をしっかり摂ることが大切ですよ。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

2003年ラグビーワールドカップ日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビートップリーグ・パナソニック ワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)ならびに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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