[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井上尚弥に70秒KO負け 元戦友パヤノが潔い絶賛「全てが異次元。倒せる人間いない」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)が5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と頂点を争う。V大本命の井上に対し、初戦で戦慄の70秒KO負けを喫したのが、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)。かつてのライバルは「彼はただただ偉大」「倒せる人間は誰もいない」と絶賛している。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

2018年10月7日、井上尚弥(左)はフアン・カルロス・パヤノを70秒でリングに沈めた【写真:Getty Images】
2018年10月7日、井上尚弥(左)はフアン・カルロス・パヤノを70秒でリングに沈めた【写真:Getty Images】

WBSS初戦で敗れたパヤノが決戦前に絶賛「彼はただただ偉大なんだ」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)が5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と頂点を争う。V大本命の井上に対し、初戦で戦慄の70秒KO負けを喫したのが、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)。かつてのライバルは「彼はただただ偉大」「倒せる人間は誰もいない」と絶賛している。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!

 ついに頂上決戦を迎えるWBSSシーズン2。昨年10月7日、横浜アリーナで衝撃の幕開けとなった。井上は1回、この試合で初めて放ったワンツーでドミニカの難敵の顎を居抜いた。一度もKO負けを喫したことがないパヤノは失神。圧巻の70秒KO勝ちとなった。衝撃の秒殺劇は海外メディアでも繰り返し流していたが、敗れたパヤノは決勝をどう見ているのだろうか。

「彼はただただ偉大なんだよ」。パヤノは井上についてこう語ったという。記事でも「10対1でドネアを倒す本命に推されていることから、ブックメーカーはナオヤ・イノウエの才能がエリートレベルであることを確信していることは明確だ。しかし、日本の無敗の3階級王者は依然として値するべき評価を勝ち得ていない」とまで報じている。

 35歳の歴戦の猛者は7月にWBC同級シルバー王者の悪童ルイス・ネリ(メキシコ)と対峙。死闘の末に9回KO負けを喫したが、これまでの対戦相手で井上に比肩する存在はいないという。「プロとアマチュア生活で世界最高の男たちと戦ってきた。彼は全てにおいて圧倒的に別次元だ。彼を倒せる人間は誰もいないだろう」と断言した。

 アマチュア時代にも425勝21敗という凄まじい戦歴を誇るパヤノだが、井上に並び立つ存在はいないと力説。かつての戦友は頂上決戦に挑む無敵のモンスターに潔いエールを送っていた。

(THE ANSWER編集部)


jleague

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集