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日本人の“魚離れ”に警鐘 アスリート育成にも重要な魚料理、理想の摂取頻度は?

日本人の魚の摂取量は依然として世界トップクラスも…

「魚を食べる量が減ったとはいえ、日本人の魚の摂取量は依然、世界でもトップクラスです。そのためバランスの取れた食事を心がけていれば、特別なサプリメントを摂らなくても、まんべんなく栄養素が補えるのです」と橋本さんは指摘する。

 タンパク源として魅力的な魚だが、橋本さんは四季の変化がある日本の長所にも言及した。

「日本のように四季がある国は恵まれていて、季節によって様々な種類の魚介類が食べられます。魚嫌いの子どもたちが増えていますが、『旬』の魚を選べば栄養価も高く、しかもお財布にやさしいので、2日に1回は魚料理を食べて欲しいですね」

 魚は力強い身体を作ると同時に、健康の維持・増進に欠かすことのできない食品である。様々な種類の魚が獲れる日本だからこそのメリットを生かさない手はないだろう。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

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