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より強い身体を作るために― 元五輪選手が語る食事の“ゴールデンタイム”の重要性

ハードワークした練習の直後こそが身体全体に栄養を行き渡らせる“ゴールデンタイム”となる。

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「食事はトレーニングの一つ」

 ハードワークした練習の直後こそが身体全体に栄養を行き渡らせる“ゴールデンタイム”となる。北京五輪シンクロナイズドスイミング日本代表・青木愛さんとスピードスケート・ショートトラックで3度の五輪出場を果たした勅使川原郁恵さんが対談を行い、練習直後の栄養補給が重要さを伝えた。

 勅使川原さんは06年トリノ冬季五輪後に現役引退し、テレビ番組に積極的に出演すると同時に、フードアナリストなど食事に関係する資格を取るなど、健康と食をテーマに講演などを行っている。このほど開催した「アスリートの身体を作る! ヘルスケアセミナー」でも現役時代の経験などを交えながら、食の大切さを伝えた。

「食事はトレーニングの一つ。食べたものがパフォーマンスに直結します。食事によっては“動かない体づくり”をしてしまうことがあります。それだけに食に対してもしっかりと考えて、動く体を作ってもらいたいと思います」と勅使川原さん。特に強調したのは食事を摂るタイミングだ。ハードなトレーニングをこなすと、肉体全体に疲労感を覚える。しかしこのタイミングこそが体を強くする“ゴールデンタイム”だという。

「トレーニング後がとても大事で、すぐにでも栄養素を摂って疲労回復することが求められます。具体的な栄養素でいうと、ビタミンB、炭水化物、タンパク質、ビタミンC、クエン酸がそれに当たりますね。運動後30分以内にこれらの栄養素を摂れば、筋肉のいたんだところを修復してくれて、より強い筋肉を作り上げてくれるんです」

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