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“平成のスライディング王” 亀山つとむ氏が「東北『夢』応援プログラム」夢宣言イベントに出演!

阪神タイガースの主軸選手として活躍をし「平成のスライディング王」として人気を博した元プロ野球選手の亀山つとむ氏が、7月16日に福島県いわき市の「いわき新舞子ヴィレッジ」で開催された「東北『夢』応援プログラム」野球編の夢宣言イベントに出演。福島県いわき市内の「いわきFスポーツクラブ」の野球スクールに通う小学生2~6年生に直接指導した。

 阪神タイガースの主軸選手として活躍をし「平成のスライディング王」として人気を博した元プロ野球選手の亀山つとむ氏が、7月16日に福島県いわき市の「いわき新舞子ヴィレッジ」で開催された「東北『夢』応援プログラム」野球編の夢宣言イベントに出演。福島県いわき市内の「いわきFスポーツクラブ」の野球スクールに通う小学生2~6年生に直接指導した。

 開会式では、主体団体である「いわきFスポーツクラブ」理事長の遠藤八十八さんが開催趣旨を述べ、亀山つとむ氏を迎え入れた。

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 亀山氏は東北との繋がりと本プログラムへ賛同したきっかけをこう説明した。

「僕自身はプロ野球選手として、ファンの方をはじめ、色々な方に支えられ、阪神タイガースで10年間プレーをしました。初めてプロ野球のオールスターに出場した時、今の楽天さんの球場でプレーしました。僕が住んでいる関西でも、以前、神戸で大きな震災があり、色々な人の支えがありました。今は熊本が大変ですけど、5年前には東北が大変な状況になってしまい、色々な支援もあったでしょうけど、僕らができることは、野球の楽しさを伝えることだと思います。東日本大震災後、野球教室などをしに何度か東北にも来ていたこともあり、何か力になりたいと思って今回ご一緒させていただくことになりました」

 東北「夢」応援プログラムは、東北の団体などが主体となり、アスリートや元アスリートを「夢応援マイスター」として起用。1日限りのイベントで子どもたちとの触れ合いを終えるのではなく、年間を通して子どもたちの夢や目標を応援するプログラムとして、公益財団法人東日本大震災復興支援財団が立ち上げた。

 初回の「夢宣言イベント」では、夢応援マイスターと出会いの場を作り、子どもたちは1年後の目標を発表する。その1年後の目標に向かって導入したのが、遠隔指導ツール「スマートコーチ」だ。スマートコーチは、離れていても動画を通じてプライベートレッスンが受けられるという画期的な指導ツールである。

 今回、亀山氏が参加者それぞれに合った課題を与え、子どもたちは課題に取り組んでいる動画を撮影。亀山氏はその動画を確認し、添削動画や音声でアドバイスを送ることでレベルアップを図っていくシステムになっている。そして、子どもたちは、毎月その課題に取り組んでいき、一年後、再び亀山氏の前で成長した姿を披露する成果発表イベントにも参加する。

 年間を通して本プログラムを実施することで、子どもたちには、チャレンジする姿勢、達成した時の喜びなどを感じてもらいながら成長してほしいという思いが込められている。

 野球教室を始める前に、亀山氏の阪神タイガース時代の写真がスタッフから子どもたちと保護者に配られ、「僕が登場する前に見せて下さいよ。絶対に違う人に見えるやろ?おっちゃん人気選手だったんやぞ」と当時のスリムな体形を眺めながら笑いを誘った。

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 そして、テーマをしっかりと子どもたちに伝えたうえで野球教室をスタートした。

「今日は、走る、投げる、守る、打つ、一通りの練習をします。まずはしっかりと聞いてもらいたい。うまくなるコツの一つとして、好きになることも大事だけど、しっかりと耳で聞くこと。勉強でも野球でも聞いたことを自分で表現していくことが大事になる。そして、分からないことは恥ずかしいと思わず、その場ですぐ聞いて下さい。聞いて理解できれば上達の速度も違う。あの時、聞いておけばよかったとあとで思うのは時間がもったいない。その日の問題点は、その日のうちに解決しておいたほうが間違いなく良いです」

 弱小の少年野球チームを3年で少年野球世界大会優勝に導くなど指導実績のある亀山氏は、ベースの踏み方、ボールの握り方、そしてボールを投げる際のステップまで、きめ細やかで的確なアドバイスを送ると当時に、子どもたちが前向きになる言葉を積極的にかけながら、熱のこもった指導を続けた。

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 ポジションについての説明の際には、子どもたちにこうアドバイスも送った。

「自分はプロに入った時は、三塁手として入ったけど、阪神タイガースでは外野手としてプレーした。それまで外野なんて一度もやったことがなかった。それでも一生懸命練習すればできるようになった。みんなはまだ小学生。自分はピッチャーだとか、ショートだとか決めつけず、できるだけたくさんのポジションを経験してほしい。中学、高校とあがっていくうちに、ポジションが次第に決まってくるので、今のうちにできるだけ色々なポジションを経験しておいて下さい。それは絶対に役立ちます」

 自身の経験をもとに、複数のポジションを経験しておく大切さを伝えながら、約1時間半の指導を終えた。

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 野球教室が終わると亀山氏への質問タイムが設けられた。そこで小学生時代の夢を聞かれると「小学1年生までは赤くて大きい消防車になりたいと思っていたけど、なれないことに気付いた」と笑いを誘った。

 そして、プロ野球選手になれたきっかけを聞かれるこう答えた。

「野球をやっていたので、プロ野球選手になりたいという気持ちはありましたが、どうせなれっこないと思っていたのが正直なところ。小学5~6年生になったら少しだけ欲が出てきて、なってみたいなって思った程度。純粋に野球というスポーツを一生懸命、楽しんでやっていただけです。

 高校3年生の時にスカウトから声がかかるまでは、なれるなんて思ってもいなかった。なれたらいいなというレベル。プロになりたいという目標よりも、高校野球で甲子園に出たいという目標のほうが大きかった。その目標を達成するために一生懸命練習をした。でもその目標は達成できなかったんだけど、阪神タイガースのスカウトの人が、エースピッチャーだった双子の弟を見に来ていた。その試合、弟が怪我をしてしまって投げれなくなって、たまたま自分が打ってしまった。それを見ていたスカウトの人が弟ではなく自分を獲ってくれた。それまで一生懸命練習をしてこなかったら、その瞬間は絶対になかった。だから目標に向かって一生懸命努力をすることはとても大事だと感じた」

 この言葉は、子どもたちも真剣な表情で受け止めていた。

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 亀山氏の夢の話を聞いた後は、子どもたちに「将来の夢」「未来のわたしの町をどうしたい?」「1年後の約束」を夢宣言シートに記入をしてもらい、全員の前で発表する宣言式が行われた。

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 閉会式で亀山氏は、野球を続けていることで、プロ野球選手に近づけることを伝えた。

「プロ野球選手になるなんてどうせ無理だと思わないでほしい。実際に自分もそう思っていた。とにかくやめないこと、やめてしまってはプロ野球選手になる可能性はゼロになる。続けていれば少ない確率かもしれないけど、1%かもしれない。それ以下の0.001%かもしれない。けど最後に必ず1がつくからゼロではない。それを少しでも100%に近づけるのが練習であり努力。それを一生懸命続けていたら必ずチャンスは来る、と思って日々取り組んでほしい。

 今日色々な練習をしたけど、いきなりたくさん練習しなくてもいい。まずは、バッドをもって振ってみようとか、ボールを握ってみようというところから始めるだけでもいい。

 今日みんなは、将来プロ野球選手になれるならなりたいと言ってくれた。今みんなができることと言ったら、プロ野球選手と同じように、毎日野球のことを考えること、バットを触ること、ボールを握ることはできると思う。まずはそこから始めて下さい。

 今日教えたのは野球だけど、何にでも一生懸命チャレンジしてみて下さい。寝る時も一生懸命寝る、ごはん食べる時も一生懸命、遊ぶ時も一生懸命、勉強も一生懸命して下さい。野球は、守る、打つ、走る、など色々なことを切り替えなければいけないスポーツ。色々なことにチャレンジをして、メリハリ、切り替えができるようになればいい選手になれます。

 1年後にまたしっかりと成長した姿を見せて下さい。今日はどうもありがとうございました」

 子どもたちの1年後の約束、そして将来の夢に向かって、亀山つとむ氏の夢応援プログラムがスタートした。

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