[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ラグビーのコラム一覧

  • 年俸1億円超えも「珍しくない時代」 日本ラグビーで進む高騰化と“カテゴリA”の問題

    2022.10.11

    日本のラグビー界でも存在感を高めているエージェントビジネス。前編では、実際に日々どのような仕事をしているのかを当事者の話を中心に聞いたが、中編ではプロ化が進むなかで起きている選手年俸の高騰化の問題に焦点を当てる。その背景として、今年1月に誕生した国内最高峰リーグ「リーグワン」の選手規約の1つ、「カテゴリA」を指摘する声が高まっている。(取材・文=吉田 宏)

  • 日本ラグビー、代理人業の実態 外国人選手では「乱立状態」、関係者が警鐘鳴らす理由

    2022.10.08

    日本のラグビー界は変革期を迎えている。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会では代表チームが初のベスト8入りを果たし、今年1月には国内最高峰の大会としてリーグワンが誕生。従来の企業スポーツから段階的にプロ化へと進む方向だ。W杯の成功も後押しして海外トップ選手の参戦も後を絶たず、プロ希望の日本選手も増えている。このような流れの中で存在感を高めているのが、選手の代理人を務めるスポーツエージェントだ。

  • フランスW杯4強へ、残り1年でやるべきこと 日本代表ジョセフHCが語る躍進のシナリオ

    2022.09.08

    フランスで開催される2023年ラグビーワールドカップ(W杯)開幕まで、9月8日であと1年となった。2019年の日本大会で史上初のベスト8進出を果たした日本代表は、5日から候補メンバーを集めて大分で合宿をスタート。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の下で、再び世界を震撼させるために強化を加速させる。W杯での新たなターゲットは、前回大会を上回る“8強超え”。新型コロナウイルスによる強化活動の停滞という苦難を乗り越えて、未踏の高みに挑む指揮官が、1年後に迫る本大会への思いと、現状の課題について語った。(取材・文=吉田 宏)

  • 日本ラグビーとの違いは「やったれ!」精神 渡仏した女子選手が見た強豪フランスの姿

    2022.08.25

    フランスリーグでの挑戦を続ける元7人制&15人制女子日本代表の冨田真紀子。前編では、女子選手として異例の挑戦に踏み切った思いや現地での生活について聞いたが、後編では自ら体感したフランスラグビーの実力や魅力を語ってもらった。同時に、来年に迫る男子15人制ワールドカップ(W杯)フランス大会での初優勝が期待される同国代表について、リエゾンスタッフとして日本遠征に同行した際に感じた世界一流チームの凄さについても話を聞いた。(取材・文=吉田 宏)

  • 出版社社長でラグビー協会の仕掛け人 異色の指導者が“原石”発掘に情熱を注ぐ理由

    2022.08.10

    日本ラグビー協会の才能発掘プロジェクトTID(Talent Identification/人材発掘・育成)ユースキャンプの一環として、2018年から始まった「Bigman & Fastman Camp(ビッグマン&ファストマンキャンプ)」が、7月27日からの3日間、長野・菅平で行われた。名称の通り、体の大きな選手や小さくても足の速い選手など一芸に秀でた選手を集めて、育成しようという試み。「THE ANSWER」でも2019年12月に紹介したキャンプだが、このユニークな合宿を立ち上げ、今でも陣頭指揮を執る日本協会リソースコーチ、通称ゴリこと野澤武史マネージャーに、プロジェクトに込める思いを聞いた。グラウンドを離れれば山川出版社社長という異色の指導者。いわゆるエリート選手ではない高校生たちを、どうラグビーに引き留め、さらに可能性に磨きをかけていくのか。この取り組みには、名もなき原石たちへ“ゴリ”が注ぐ無償の愛情が詰まっている。(取材・文=吉田 宏)

  • 日本が「ラグビー先進国になるチャンス」 W杯“再誘致”の勝算、協会新会長が語る夢

    2022.08.08

    急逝した盟友・平尾誠二さんの思いも胸に、日本ラグビー協会の陣頭指揮に立つ土田雅人新会長。サントリーで専務執行役員という要職まで駆け上がったビジネスマンとしての手腕も、ラグビーから学んだ部分もあるという。そして実業界で培った“常識”を、今度はラグビーへ還元しながら、進める協会、日本ラグビー改革のシナリオを語ってくれた。(取材・文=吉田 宏)

  • 亡き盟友・平尾誠二との約束 協会新会長として受け継ぐ“日本ラグビー改革”の遺志

    2022.08.05

    就任会見で3つの目標を掲げ、リーグワンとのさらなる連携を訴えた日本ラグビー協会の土田雅人新会長。サントリーの敏腕ビジネスマンとして培ってきた経験にも期待する声は強いが、同社役員となってもラグビーに注ぎ続ける飽くなき情熱の源泉には、故平尾誠二さんとの出会い、亡くなるまで続いた友情がある。独占インタビュー中編は、盟友・平尾さんとの出会いから、選手、指導者、協会理事として戦い、ともに歩んできた足跡、そして故人の遺志を受け継ぐ思いを聞いた。(取材・文=吉田 宏)

  • 日本ラグビー協会新会長は敏腕営業マン ファン拡大へ、盟友率いるリーグと連携強化

    2022.08.02

    日本代表が43-7と快勝したウルグアイとのテストマッチ第2戦翌日の6月26日、日本ラグビー協会が東京で会見を開き、土田雅人新会長の就任を発表した。秋田工業高校から同志社大学、そしてサントリーと名門チームで中心選手として活躍し、多くのタイトルを獲得。サントリーでは監督として日本一を果たし、大学同期の故平尾誠二さんが日本代表監督に就任すると、補佐役のヘッドコーチとして世界に挑んだ。

  • “北半球最強”フランスに惜敗 ラグビー日本代表、会心の2トライと後半に見えた差

    2022.07.12

    ラグビー日本代表は7月9日、国立競技場で行われたフランス代表とのテストマッチ第2戦に15-20の僅差で敗れ、夏の4連戦を2勝2敗で終えた。来年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会への試金石として注目された今回のフランス代表との対戦は2敗という結果だったが、敢えて若手を積極起用した布陣で、第2戦では日本らしい組織力とスピードによって2トライを奪い、終盤に同点に追いついたかと思われたトライはビデオ判定で無効になったものの、“北半球最強”の相手を追い詰めた。チームの戦いぶり、そして夏のテストシーズンを終えた選手、コーチの言葉から、来年のW杯フランス大会で目標に掲げるベスト8超えへの可能性を考える。(取材・文=吉田 宏)

  • 打倒・仙台育英に何が必要か 「10-82」の屈辱から1年、石巻工ラグビー部に訪れた再会

    2022.07.06

    「こんにちはー!」

  • 1.5軍の世界2位フランスに敗戦 “手の内隠した”ラグビー日本代表、W杯への収穫とは

    2022.07.04

    ラグビー日本代表は、7月2日に愛知・豊田スタジアムで行われたフランス代表とのテストマッチ第1戦に23-42で敗れた。世界ランキング10位の日本に対し、フランスは南アフリカに次ぐ同2位と、北半球最強の実力を持つ強豪。初キャップ2人を含む1桁キャップが先発15人中6人という1.5軍の編成だったが、来年9~10月の自国開催ワールドカップ(W杯)での優勝を目指す相手に力の差を見せつけられた。その一方で、日本代表もジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の就任から積極的に取り入れてきたキックを使ったアタックを封印。パスを繋ぎボール保持を意図した戦術で、手の内をすべて見せずに敗れた。決戦前日に初先発を言い渡されたテスト2戦目のSO(スタンドオフ)李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)らのパフォーマンスも含めて、世界トップの強豪との対戦で日本が得たもの、課題を検証する。(取材・文=吉田 宏)

  • 世界2位フランス戦で輝けるか ラグビー日本代表、23年W杯へ期待される2人の新星

    2022.06.28

    日本代表は6月25日、北九州市小倉のミクニワールドスタジアム北九州で行われた今季のテストマッチ第2戦で、ウルグアイ代表を43-7と圧倒。同国からの2連勝で、最新の世界ランキングで2位のフランス代表との7月2連戦へ弾みをつけた。新旧メンバーが交じり合った編成のなかで、15か月後に迫るラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会のエース候補が存在感を見せ、新司令塔候補も第一関門を乗り越えた。8強入りした2019年W杯組ではない新しい力は、今週末から始まる世界最強の相手との160分間で真価が試される。(取材・文=吉田 宏)

  • なぜ異例の“2チーム制”導入? ラグビー日本代表、23年W杯へ「NDS」がもたらす刺激

    2022.06.21

    日本代表が6月18日、東京・秩父宮ラグビー場で行われたウルグアイ代表戦に34-15と快勝して、ラグビーワールドカップ(W杯)プレイヤーのスタートを切った。この試合で初キャップを獲得したのは9人。若手と代表経験者がミックスされた顔ぶれだったが、メンバー全員が宮崎で継続中の代表合宿ではなく、大分・別府で行われた代表候補、NDS(ナショナルディベロップメントスコッド)合宿から選ばれたメンバーだった。日本代表を率いるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が導入した、代表とNDSを使った強化プラン。なぜ指揮官は、異例のダブルチーム制を導入したのか。15か月後に迫るW杯フランス大会で掲げる8強突破という挑戦に向けた、強化構想を検証する。(取材・文=吉田 宏)

  • 2023年W杯へ猛アピール 慈善試合で躍動、ラグビー日本代表“予備軍”で輝いた2人とは

    2022.06.13

    1月の海底火山の噴火で大きな被害を受けたトンガ王国支援を目的としたチャリティーマッチ「ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022」が、6月11日に東京・秩父宮ラグビー場で行われた。試合は、日本代表候補(ナショナルディベロップメントスコッド=NDS)で編成されたエマージングブロッサムズが、在日トンガ人選手を中心に編成されたトンガサムライXV(フィフティーン)を31-12で下して、代表予備軍の可能性をアピールした。代表経験者、次世代の代表戦士が入り混じったメンバーが目指すのは、宮崎で合宿中の日本代表への昇格。チャリティーと同時に、来年9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会出場を懸けたサバイバルと位置づけられた戦いで、可能性を感じさせた新たな力を検証する。(取材・文=吉田 宏)

  • ラグビー・リーグワン開幕1年目総括 平均観客数3227人と苦戦、関係者が明かした実情

    2022.06.09

    ラグビーの新リーグ「NTTジャパンラグビーリーグワン」が、5月29日の決勝戦で1シーズン目の幕を閉じた。決勝では埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)が東京サントリーサンゴリアス(東京SG)を18-12で下して初代王座を獲得。昨季閉幕したトップリーグ決勝と同じ相手をノートライに封じ込む“連覇”で、新リーグ盟主を印象付けた。

  • 休部の宗像サニックス、なぜライバルからも愛された? 選手の姿に見えた敬意の理由

    2022.05.15

    今季限りでの活動休止を発表していたラグビー・リーグワン3部の宗像サニックスブルースが8日、豊田自動織機シャトルズ愛知との順位決定戦に臨み、29-55で敗れて28年の歴史に幕を下ろした。事実上の廃部という悲しい現実を前に、屈強な男たちはどんな思いで最後の戦いに臨んだのか。後編では筆者が4月下旬に宗像・玄海グラウンドを訪問。松園正隆監督、副将の高島卓久馬へのインタビューを軸に、最後の瞬間まで全力で戦い続けたチームの姿を追った。(取材・文=吉田 宏)

  • 宗像サニックス「永遠のノーサイド」 28年の歴史に刻まれた“非エリート集団”の団結力

    2022.05.15

    今季限りでの活動休止を発表していたラグビー・リーグワン3部の宗像サニックスブルースが8日、豊田自動織機シャトルズ愛知との順位決定戦に臨み、29-55で敗れて28年の歴史に幕を下ろした。事実上の廃部という悲しい現実を前に、屈強な男たちはどんな思いで最後の戦いに臨んだのか。前編では松園正隆監督や選手の言葉から、名古屋でのラストマッチでの姿を追った。(取材・文=吉田 宏)

  • 「パリ五輪」&「世界8強」へ挑戦 ラグビー女子日本代表、強化責任者が語る勝負の1年

    2022.05.03

    「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」を幕開けにスタートした女子ラグビーのスペシャルシーズン。9月の7人制(南アフリカ)、10・11月の15人制(ニュージーランド)と、ダブル開催となるワールドカップ(RWC)に日本代表も参加を決めている。現在オーストラリア遠征中の15人制代表は、同国女子代表をはじめ3試合を行うなど10月の本番へ向けて強化を推し進める。7人制もカナダでの国際大会へと飛び立った。両代表ともにRWCでターゲットにするのは決勝トーナメント進出。日本ラグビーフットボール協会も、女子代表の強化費は過去最大を計上して、サクラセブンズ&サクラフィフティーンを“満開”へと後押しする。(取材・文=吉田 宏)

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集