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コラムの記事一覧

  • 史上2度目の“日本人対決”王座統一戦 拳四朗VS京口、元同級王者が語る勝負のカギとは

    2022.11.01

    ボクシングの元WBC世界ライトフライ級チャンピオンである木村悠氏が、ボクサー視点から競技の魅力や奥深さを伝える連載「元世界王者のボクシング解体新書」。今回は11月1日にさいたまスーパーアリーナで行われる、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(BMB)と、WBA世界同級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が激突する王座統一戦(Amazon プライム・ビデオで独占生配信)の見どころを、ボクシングを普段あまり見ないライト層にも分かりやすく解説する。現役時代に同じ階級で世界王者となった木村氏は、10年ぶりとなる日本人同士の王座統一戦は両者の「距離」が一つのポイントになると指摘している。

  • 渋野日向子が他選手のミスを期待しない理由 1年経っても変わらぬ「一緒に頑張ろう」の心

    2022.10.31

    女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス最終日(埼玉・武蔵丘GC)は33歳・金田久美子(スタンレー電気)の11年189日ぶり、1988年のツアー施行後の最長ブランク優勝で幕を閉じた。今季から米ツアーを主戦場にし、5か月ぶりの国内参戦となった渋野日向子(サントリー)は9位。最終日には68をマークし、バーディーと笑顔で大勢のギャラリーを喜ばせた。そして、あらためて渋野の「人柄」と「思い」を感じた大会となった。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • “天才少女”金田久美子も陥ったスランプ 感覚頼りだったトッププロが理論に向き合う時

    2022.10.31

    女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス最終日(埼玉・武蔵丘GC)は30日、33歳・金田久美子(スタンレー電気)の11年189日ぶり、1988年のツアー施行後の最長ブランク優勝で幕を閉じた。深刻なスランプを乗り越えての2勝目だったが、会見では「感覚でゴルフをやっていたのに、感覚を失った時期もあった」と明かした。そして、さまざまなアドバイスを受けてきたという。世界ランキング日本勢最高位の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)も、コーチのアドバイスで初めて知る「スイング理論」があったことも口にした。トッププロが「理論」に向き合うタイミングと理由について考察した。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • 体操・杉原愛子が膝に入れた3度のメス 次世代に伝えたい、怪我で「強くなれる」思考

    2022.10.29

    リオデジャネイロ、東京と2度の五輪に出場した体操の杉原愛子さんは今年6月、競技生活に「一区切り」をつけ、第一線から退くことを発表した。中学時代から日本のトップレベルで戦い続けた競技人生は、華やかな経歴に彩られている一方、怪我との闘いの連続でもあった。時には手術に踏み切り、長期のリハビリを強いられる日々はアスリートにとって孤独でつらいもの。そうした“どん底”とも言える経験から、オリンピアンが得たものとは――。体操人として競技の魅力を伝えていくことを目指す杉原さんが「THE ANSWER」のインタビューに応じ、世界での飛躍を期す後輩アスリートたちに向けて、自身が怪我から学んだことを明かした。(取材・文=THE ANSWER編集部・出口 夏奈子)

  • 肌色の違いを感じた少女時代 大竹風美子に自信を与えた、ラグビーの“多様性”が持つ力

    2022.10.28

    7人制ラグビーの女子日本代表“サクラセブンズ”で活躍する大竹風美子は、高校まで陸上の七種競技の選手として活躍すると、ラグビーに転向後も恵まれた身体能力を生かし、一気にトップ選手の座へと上り詰めた。ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、スポーツを通して輝きを放った青春時代。異なるルーツを持つからこそ味わった苦難と、多様性の時代に自らに“誇り”を抱かせてくれたラグビーの持つ力について語ってくれた。(取材・文=吉田 宏)

  • フィギュアのルール改正、選手への影響は? 今季の演技に見える変化と新時代の“戦略”

    2022.10.28

    フィギュアスケートの2022-23シーズンが本格的に開幕した。今季は北京五輪後の大幅なルール改正があり、いかに対応できたかが勝敗に関わってくる。中でも、スピン、ジャンプ、コレオシークエンスの改正は、「新たな個性」がポイントになりそうだ。

  • “二刀流”で掴んだ金メダル 川除大輝が伝えたい「挑戦する心」の大切さ

    2022.10.28

    北京パラリンピックの日本代表選手団旗手を務め、パラクロスカントリースキー男子クラシカル20km(立位)で優勝した川除大輝。帰国後、金メダリストとなって初めて出場したレースは、地元・富山で開催された「たいらクロスカントリースキー大会」だった。

  • 「未来の女子ラグビーのために」 7人制代表・大竹風美子が語る“日の丸を背負う”責任

    2022.10.27

    7人制ラグビーの女子日本代表“サクラセブンズ”で活躍する大竹風美子が、「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、9月9日から11日に南アフリカ・ケープタウンで行われた7人制ワールドカップ(W杯)までのチーム、自身のこれまでの足跡や、今後のチャレンジへ向けた意気込みを語った。大竹がターゲットに掲げるのは2年後に待つパリ五輪。“故郷”東京での五輪を大会直前の怪我で逃した悔しさを晴らす舞台にもなる。陸上七種競技のトップ選手から高校3年でラグビーのキャリアをスタートさせ、今や日本代表に欠かせないメンバーへと成長した23歳。前編ではラグビーに懸ける思いや、日本代表として戦う責任について熱く語った。(取材・文=吉田 宏)

  • 「死に場所」を探すボクサー人生最終章 32歳、元世界王者・岩佐亮佑が引退できない訳

    2022.10.27

    ボクシングの元IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(セレス)は25日、東京・後楽園ホールの62.0キロ契約10回戦でゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)に4回1分46秒KO勝ちした。世界王座陥落から1年半ぶりの再起戦で1053日ぶりの白星。前日計量を62.6キロで体重超過した末、再計量を拒否した相手を退けた。

  • 恩師と考えた「一区切り」という結論 先に見据える普及と指導の道(GROWINGへ)

    2022.10.26

    今年6月に行われた全日本体操種目別選手権で高い技術と確かな演技力を披露し、ゆかで2位入賞を果たした杉原愛子さんは、同大会を最後に競技生活に「一区切り」をつけた。

  • 歴史に名を刻んだ思い出の世界体操 元女子エースが語る新技誕生物語(GROWINGへ)

    2022.10.26

    リオデジャネイロ大会、東京大会とオリンピックに2大会連続出場し、今年6月の全日本体操種目別選手権を最後に競技生活に「一区切り」をつけた体操の杉原愛子さん。彼女にとって、忘れられない大会がある。2017年、カナダ・モントリオールで開かれた世界体操競技選手権(世界体操)の決勝の舞台。予選では温存した、『スギハラ』と命名される新技「足持ち2回ターン」を平均台で披露し、完璧に決めた。技が決まった瞬間、「笑っちゃった」と成功した嬉しさと喜びで思わず顔が綻んだ。

  • 相手が体重超過しても戦った理由 ボクサー人生を考えた岩佐亮佑「僕が生き急いでいる」

    2022.10.26

    ボクシングの元IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(セレス)は25日、東京・後楽園ホールの62.0キロ契約10回戦でゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)に4回1分46秒KO勝ちした。世界王座陥落から1年6か月ぶりの再起戦で、2019年12月7日以来1053日ぶりの白星。前日計量を62.6キロで体重超過した相手を退けた。試合後は自らが望んでリングに上がったことを明かしつつ、残りは長くないボクサー人生だけに「生き急いでいる」と振り返った。観衆は1382人。戦績は岩佐が28勝(18KO)4敗、セルバニアが34勝(16KO)4敗。

  • 引退レース2日前、小平奈緒が不意に涙した理由 地元・長野で最後に見た“夢の景色”

    2022.10.25

    10月22日、長野市のエムウェーブには午前9時頃から1000人を超える人々が詰めかけていた。2018年平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(相澤病院)の現役ラストレース、全日本距離別選手権・女子500メートルは12時過ぎにスタート。4度出場した五輪で金メダル1つ、銀メダル2つを獲得してきた名選手の姿をこの目にとどめたいと、小平の出番が迫る頃には満員の6085人の観衆がスタンドを埋めていた。

  • 岩井千怜は「背中」、竹内美雪は「左目」 女子ゴルファーの言葉に感じたヒントの数々

    2022.10.25

    23日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースは、19歳ルーキー・川崎春花(フリー)のツアー2勝目で幕を閉じた。今大会の取材を通じ、出場者から一般ゴルファーにとっても「ためになる話」がいくつか聞けた。ショットの際に「背中」「左目」など選手がそれぞれに意識し、工夫しているポイント。その一部を紹介する。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田通斉)

  • プレーオフの可能性あった佐藤心結 練習を止め、川崎春花の2勝目を見届けた理由とは

    2022.10.24

    23日まで行われた女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC)では、19歳新人・川崎春花(フリー)が通算15アンダーで6週ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。同学年の佐藤心結(ニトリ)は、1打差で2位。クラブハウスリーダー(ラウンド終了時で最も良いスコアの選手)として、プレーオフに備えてパッティング練習をしていたが、川崎が最終18番パー4に入るとパターをゴルフバッグにしまった。その理由とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・柳田 通斉)

  • ドラフト指名漏れの裏にある物語 野球とアメフト、2つの甲子園に立った青年の「10.20」

    2022.10.24

    10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議。競合の末に1位指名されるなど、夢への挑戦権を掴んだ一方で、名前を呼ばれず夢断たれた者もいる。四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの23歳・吉村優投手は、高校野球と大学アメフトで2つの「甲子園」を経験。しかも、現役大学院生という異色のキャリアで、独立リーグからNPBに挑んだ。1年半見守った記者が、そのチャレンジを振り返った。(文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

  • 過去4年で2度の箱根駅伝シード落ち 早稲田大が予選会で上げた“名門復活”への狼煙

    2022.10.21

    今年1月の第98回箱根駅伝で13位に終わった早稲田大学は、今季は3年ぶりに予選会からの出発となった。そして、10月15日に行われたその予選会では、4位で無事に本大会の出場権を掴んだ。

  • ラグビーW杯まで11か月、日本代表の現状は? “1.5軍”豪州戦で見えた列強打破の条件

    2022.10.20

    日本代表はオーストラリアA代表との3連戦を終えた。いよいよ10月29日のニュージーランド代表戦(国立競技場)から、11月12日のイングランド代表戦(ロンドン)、同20日のフランス代表戦(トゥールーズ)と強豪とのテストマッチ3連戦が始まるが、日本は今回、代表予備軍という位置づけのオーストラリア“A代表”に2連敗を喫して、14日の最終戦でようやく52-48と初勝利を挙げた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の下、来年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会でのベスト8突破へ挑む日本にとって、重要な試金石となる秋の6試合。前半戦を折り返した桜の戦士たちは今、11か月後の祭典へ向けて、どんな立ち位置にあるのか。オーストラリアA代表との3試合の戦いぶりから、ジェイミージャパンが目指すラグビーと強化の現状を検証する。(取材・文=吉田 宏)

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