コラムの記事一覧
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“スポンサー危機”から4度目の五輪へ― 東京五輪で羽根田卓也が抱く恩返しの思い
2019.05.312020年の東京五輪で自身4度目のオリンピックの舞台を迎える。日本のカヌー界に新たな歴史を書き加えた、カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで2016年のリオデジャネイロ五輪で、日本人史上初となる銅メダルを獲得した羽根田卓也(ミキハウス)だ。4月7日に行われたジャパンカップ第1戦では減点なしで優勝。
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「あの悲惨な試合が頭をよぎったの」 大坂なおみが“解説”するアザレンカの底力
2019.05.31曇り空のパリで30日に行われたテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)の5日目。女子シングルス2回戦で元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦した第1シードで現世界ランク1位の大坂なおみ(日清食品)は、1回戦に続くフルセットの末、4-6、7-5、6-3で何とか逆転勝利を収めた。「努力という点から言うと、今日は今年最高のクレーコートでの試合ができたわ」と振り返る大坂が、一筋縄に勝利を手にできなかったのはなぜか。それは他でもないアザレンカが相手だったからだ。
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全仏名物、巨大な手書きトーナメント表 “新人”デロームさんの思い「光栄なこと」
2019.05.3026日に開幕したテニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)の会場、スタッド・ローラン・ギャロスは緑溢れる美しいスポーツ施設だ。今年から新設された第3コートのシモーヌ・マチューコートには四方を植物が育つ温室に囲まれた特徴的な作りになっている。
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日本の「お茶当番」と何が違う? 米国の運動部を支える“保護者の負担”の実情
2019.05.29「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回のテーマは「米国運動部の保護者のサポート」。最近、日本では指導者の食事、飲み物の世話をしなければならない「お茶当番」といった保護者の負担が問題になっているが、米国の実情はどうなっているのか。実際に米国で子育てをしている谷口氏がレポートする。
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佐藤琢磨、2度目のインディ500Vへ カギは気温、「上がった方がチャンスがある」理由
2019.05.25世界3大自動車レースの一つ、インディ500の決勝が26日(日本時間27日)にインディアナポリスで行われる。2017年に日本人初制覇の快挙を成し遂げた佐藤琢磨は、14番グリッドから2度目の栄冠を狙う。
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球数制限は必要? 野球界議論に当事者だったアマ選手は何を願う 今、本音で語ろう
2019.05.25アマチュア球界で異端の道を歩んだ2人の男がいる。内田聖人と谷田成吾。内田は早実、早大で甲子園出場、大学日本一、谷田は慶応から慶大で世代別日本代表など、輝かしい実績を持つ。社会人野球の名門・JX-ENEOSではチームメートとして都市対抗出場を目指し、汗を流した。そんな2人は昨年から今年にかけ、人生をかけたチャレンジに挑み、大きなターニングポイントを迎えた。
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伊藤雅雪は井上尚弥に続けるか― 異色の王者が勝利の先に見据えるロマチェンコへの道
2019.05.24スコットランド・グラスゴーで衝撃的なTKO勝利を飾り、世界的な名声をさらに高めたボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥。モンスターに続けとばかりに、世界を熱狂させる可能性を秘めている男がいる。WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪。中量級で今、海外から大きな注目を浴びる日本人王者だ。25日(日本時間26日)にフロリダ州キシミーでジャメル・ヘリング(米国)の挑戦を受ける。
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「○○2世」報道の善し悪し 「佑ちゃん2世」と「由伸2世」と呼ばれた男たちの本音
2019.05.24アマチュア球界で異端の道を歩んだ2人の25歳がいる。内田聖人と谷田成吾。内田は早実、早大で甲子園出場、大学日本一、谷田は慶応から慶大で世代別日本代表など、輝かしい実績を持つ。社会人野球の名門・JX-ENEOSではチームメートとして都市対抗出場を目指し、汗を流した。そんな2人は昨年から今年にかけ、人生をかけたチャレンジに挑み、大きなターニングポイントを迎えた。
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井上尚弥がスコットランドで起こした衝撃 その時、現地ファンはビールをこぼした
2019.05.21がっかり!? いや、凄いものを観られたな~、というのが率直な感想だ。 WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)である。18日(日本時間19日)、英国グラスゴーで行われた、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回1分19秒TKOで下し、決勝進出を決めた。
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高難度のジャンプが勝つ道具へ 「4回転時代」到来に日本女子が持つ、それぞれの覚悟
2019.05.21フィギュアスケートは2018-19年シーズンがほぼ終了した。選手たちは現在、新しいプログラムの振付を行ったり、海外で合宿したり、アイスショーに出演したりと、来季に向けて始動している。女子は現在、トリプルアクセル(3回転半)、4回転ジャンプを跳べる選手が出てきている。来季はいよいよ「4回転時代」となり、高難度のジャンプを跳べないとトップにはなれないかもしれない。
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サニブラウンは「才能に頼った走り」を卒業した 9秒99の裏にあった“米国式の成長”
2019.05.20陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が、11日(日本時間12日)に行われた米大学南東地区選手権男子100メートル決勝で9秒99をマークし、優勝した。元々、9秒台を出すのは時間の問題と見られていた逸材。日本選手2人目となる「10秒の壁」を破ったという事実以上に、現在取り組んでいるトレーニング・プログラムに自信を深めたことが一番の収穫だろう。
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井上尚弥、“互角の1R”と“戦慄の2R”にあった差とは? 1分間の修正力に見る凄み
2019.05.20ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は18日(日本時間19日)、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝(スコットランド・グラスゴー)でIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回1分19秒TKOで下し、WBA王座は2度目の防衛に成功。新たにIBF王座を獲得し、2つのベルトを手に決勝に進むことになった。1ラウンドは互角の攻防だったが、2ラウンドに3度のダウンを奪うワンサイドの圧勝。井上はわずか1分間のインターバルの間にどう修正したのか――。
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なぜ、井上尚弥は海外でも支持されるのか 心を奪って離さない“3つの魅力”とは
2019.05.18この瞬間を待ち焦がれていたボクシングファンも多いだろう。モンスターがいよいよリングに帰還する。WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は英スコットランド・グラスゴーでIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝(日本時間19日早朝)に挑む。
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渡邊雄太、悲願のNBA本契約の行方は? 勝負の2年目へ、クリアすべき2つの課題
2019.05.13今季のNBAプレーオフもそろそろクライマックスに近づこうとしているが、すでに敗退したチームの選手たちはもう来季への準備を始めている。メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んでいる渡邊雄太もその一人。4月後半~5月上旬という短い日本滞在を終えた24歳は、すでに米国に戻って練習を再開している。
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リオ五輪銀メダルでもミスはあった リレー日本に問われるアンダーハンドパスの対応力
2019.05.12陸上の世界リレー(日産スタジアム)は11日、男子400メートルリレー予選で日本(多田修平、山縣亮太、小池祐貴、桐生祥秀)は38秒59の3位でゴールしたが、バトンパス違反による失格。予選敗退となった。3走の小池から4走の桐生の間で起きた、まさかのバトンミス。東京五輪で金メダルを狙う日本にとってどんな課題が残ったのか。アテネ五輪1600メートルリレー4位でスプリント指導のプロ組織「0.01」を主催する伊藤友広氏に聞いた。
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「サッカーを楽しむ」は今も― “炎の守護神”が現役生活で教えられたこと(GROWINGへ)
2019.05.08日本サッカーの歴史を築いてきた名GK(ゴールキーパー)、川口能活氏はいつしかそう呼ばれるようになった。数々のピンチを救い、栄光を呼び寄せてきた。ブラジルを撃破した1996年アトランタオリンピックでの“マイアミの奇跡”も、日本代表が初めてワールドカップ出場を決めた1997年のアジア第3代表決定戦“ジョホールバルの歓喜”も、毅然と、敢然と、そして悠然とゴール前に立ちはだかった。
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野球少女がサッカーに魅せられて 創部5年の高校で日本一になった18歳加藤ももの3年間
2019.04.27原点、出会いや別れ、ターニングポイント。アスリートが迎える様々な“はじまりのとき”を、東海地区を拠点に取材するライター・山田智子氏が連載「STARTLINE」でお伝えする。第1回は、創部5年目にして全国制覇を果たした星槎国際湘南を今春卒業。地元・愛知県で新たなサッカー人生をスタートさせたヤングなでしこの加藤ももに話を聞いた。
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「ARK LEAGUE」内野洋平を惹きつけた寒川の熱意「気合の入り方が違うんです」
2019.04.26日本でBMXフラットランドを代表する男と言えば、9度の世界タイトルを誇る“ウッチー”こと内野洋平だろう。2014年から世界初の年間ワールドランキング3連覇を成し遂げた内野は、明日27日から29日まで3日間、神奈川県寒川町で開催されるストリートスポーツの世界大会「ARK LEAGUE」で、オーガナイザーとして陣頭指揮を執る。もちろん、選手としても大会4度目の優勝を狙う36歳プロライダーが、「THE ANSWER」に明かした新たな旅立ちにかける熱い思い、新天地の寒川で受けた衝撃など、全2回にわたりお届けする。
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