日没寸前の激闘…申ジエ、気迫の9ホール連続1パット 有言実行「全てを出す」で永久シード獲得
38歳でなぜ強いのか 原点は11歳「世界一になれるのは何か」
38歳にして、なぜこれほどまでに強いのか。その原点は11歳の時にある。もともとアーチェリー選手だったが、「個人スポーツで世界一になれるのは何か」という父の言葉と、朴セリの全米女子OP優勝による韓国のゴルフブームが重なり、クラブを握った。
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あれから約四半世紀。体力と集中力を維持するための自己管理は徹底されている。
「休みの週は、練習よりはトレーニングが多い。体重が13~14年くらい変わらなかった。本当に頑張っている体です」
22シーズン序盤には、両ひじの手術を経験した。
「痛みと付き合いながらのプレーでしたが、ずっと我慢してプレーしなければいけないのが悩みだった。でも、手術で解決できた。生まれ変わりました」
それから4勝を重ねて手にした永久シード。樋口久子、大迫たつ子、ト阿玉(台湾)、森口祐子、岡本綾子、不動裕理に次いで7人目だ。
「この優勝のために一生懸命頑張ってやってきました。これから次の目標を考えても遅くない。私のゴルフはまだいけると思ったし、永久シードも獲ったのでずっとゴルフができる。これからは後輩たちに見せる部分、新しい出発の感じでいきたいです」
雨に濡れながら、グリーンで輝いた38歳の笑顔。限界を知らない申ジエの「新しい出発」は、今後も日本女子ゴルフ界に強いメッセージを発し続ける。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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