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日没寸前の激闘…申ジエ、気迫の9ホール連続1パット 有言実行「全てを出す」で永久シード獲得

優勝を決め、両手を突き上げた申ジエ【写真:柳田通斉】
優勝を決め、両手を突き上げた申ジエ【写真:柳田通斉】

流れが変わった13番パー4 9ホール連続1パットの勝負強さ

「桑木さんは調子がいい。でも、私には経験がある。全部を出したいです」

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 1番パー4。第1打は、桑木より30ヤード後方のラフに入った。そこからピン下4メートルまでボールを運び、ギャラリーをうならせた。2番パー3では、第1打をピン2.5メートルにつけた。桑木はその内側の2メートルにつけ返し、ともにバーディー。この時点で「好勝負」の展開を感じさせた。

 前半を終えて桑木が3打リード。だが、13番パー4で申が16メートルのバーディーパットを決めてから、流れが変わった。

「正直、ライン(スライス)が見えました。入るパーセンテージは高くない距離だけど、距離感がいいから信じていこうとしたのが入ってビックリしました」

 同ホール以降、申ジエはPOを含めて9ホール連続で1パットを記録。PO2ホール目では、第2打をバンカーに入れるピンチもあったが切り抜けた。決める度に繰り返すガッツポーズ。15歳下の桑木にジワジワとプレッシャーを与え続けた。

 8月の全英女子オープンを制し、日本人7人目の海外メジャー優勝者となった桑木のことは「弱い部分がないのが強いですね。何がいいかをちゃんと知っていて」と評価している。だが、自身も風雨の厳しい気象条件の中で08年、12年の同大会を制した元世界ランク1位。雨が降り続けて気温も下がり続けた中、こまめな補食で体力、集中力を維持して、最後のバーディーパットにつなげた。

「こういう勝負になったら誰からもいいショット、いいバーディーじゃないと勝負はつかないと感じたので、最後のチャンスはすごく大事だと思っていました」

 POでは、過去12戦8勝と無類の強さを誇る。

「2人の勝負なので、チャンスがあるという気持ちが強い。周りも関係なく、前向きな勝負だから好きです」

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