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【競泳】今井月をまた少し大人にした4日間 「誰かのために」を思い、幸せを感じた18歳の夏

「なんでインターハイに…」と思った夏に感じた「誰かのために」の思い

 1年生は五輪、2年生は世界水泳が夏にあり、練習の大半を代表で積んできた。インターハイに出場していたが、豊川のメンバーと練習できる時間は限られていた。しかし、代表を逃したことで今年は母校を拠点に練習。総合優勝という目標も立てた。そのためには当然、自分が引っ張らないといけない。先輩選手に囲まれる代表とは異なる環境で、スイマーとしての自覚も深まった。

「家族のような存在」と表現する仲間への思いを象徴するシーンは初日の400メートルフリーリレーだった。優勝した直後、その目には涙を浮かべていた。「個人レースよりも全然うれしい」の言葉が本音だった。最終種目の400メートルメドレーでは「去年、負けたのは私のせいと思っている」と2位で惜敗した前年の責任を一身に背負い、一番の目標にしていたレースで雪辱を果たした。

 大会前には「なんで(自分が)インターハイに……」と代表落ちした不甲斐なさを悔やんだこともあったという。しかし、2年後の東京五輪へ見えたものもあった。

「チームのために頑張るということは五輪でも日本のために戦うのと一緒。誰かに喜んでもらえたり、感動してもらえたりするようなレースがもっとしたい。始まる前はどういう大会になるか想像もできなかったけど、終わってみれば最高の夏になった。豊川として最高の仲間と最後まで戦い切ることができて幸せです」

 開幕2日前の15日に誕生日を迎え、18歳になって挑んだ初めてのレース。涙と笑顔に溢れ、「最高の仲間」と戦った4日間は、天才少女と呼ばれた今井月をまた少し、大人にさせた。

(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)

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