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桜丘の世代NO.1シューター富永啓生、圧巻の39得点で4強貢献も…「確率が悪過ぎる」

世代ナンバーワンのシューターが、いよいよ最強ディフェンスチームに挑む。ウインターカップ2018第71回全国高校バスケットボール選手権大会は27日に第5日を行い、男子の桜丘(愛知)は85-71で実践学園(東京)を破り、4年ぶりに4強入りを果たした。U-18日本代表でエースの富永啓生(3年)は、ゲーム最多の39得点を挙げて勝利に大きく貢献した。

桜丘のシューター富永は39得点の活躍を見せた【写真:平野貴也】
桜丘のシューター富永は39得点の活躍を見せた【写真:平野貴也】

U-18日本代表エースがゲーム最多39得点で4強導く

 世代ナンバーワンのシューターが、いよいよ最強ディフェンスチームに挑む。ウインターカップ2018第71回全国高校バスケットボール選手権大会は27日に第5日を行い、男子の桜丘(愛知)は85-71で実践学園(東京)を破り、4年ぶりに4強入りを果たした。U-18日本代表でエースの富永啓生(3年)は、ゲーム最多の39得点を挙げて勝利に大きく貢献した。

 富永が止まらない。1、2回戦はともに36得点。3回戦ではインターハイ王者の開志国際(新潟)を相手に45得点とシュートを叩き込んだ。それでも富永自身は「成功率が悪い。出来は50点未満。フリースローや3ポイントの確率が悪過ぎる。決めたいという気持ちが強過ぎて、ちょっとしたズレが生まれている」と納得していない。

 夏のインターハイは、富永がU-18日本代表の活動で不在となり、2回戦敗退。江崎悟監督は「啓生には、シュートを何本打って良いけど、2点と3点とフリースローのトータルで成功率60%を超えろと言っている。今日も50%に届かないので、ダメ。まだまだ。でも、一人で30~50点を取る子だから、彼にどう打たせるか。それがダメならどうするかというチームワークが出てきている」と、富永を中心としたチーム力が発揮できている手ごたえを話した。

 富永の得点力は、準決勝でも注目だ。父は、かつて日本代表のセンターを務めた富永啓之氏。影響を強く受けており、小さい頃から大人用のボールとゴールで練習していたという。元々、とにかくシュートが好きで3ポイントを打ちまくるプレースタイル。NBAのスター選手で高い3ポイント成功率を誇るステフィン・カリーがお気に入り。「3ポイントだけなら昔の方が入った」と言うが、高校に入ってからは、ゴール下へドリブルで切り込むドライブ、ドライブで相手を揺さぶってからのジャンプシュートなど得点パターンを増やしてきた。

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