梅本 タツヤの記事一覧
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女子マラソンの猛追を支えた2位佐藤早也伽の猛練習 きっかけは日本記録保持者の一言、監督証言
2025.03.109月の東京世界陸上代表の最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが9日、バンテリンドームナゴヤ発着の42.195キロで行われ、30歳の佐藤早也伽(積水化学)が自己ベスト2時間20分59秒で日本人トップの2位に入った。代表争いで大きく前進。所属先の野口英盛監督は終盤に粘りを生んだ理由を証言した。シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間20分39秒で優勝。
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女子マラソン終了直後に倒れ込み…「もう動かない」 10位ほろ苦デビュー五島莉乃「難しいな」
2025.03.099月の東京世界陸上代表選考を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンが9日、バンテリンD発着の42.195キロで行われ、パリ五輪の1万メートル代表の五島莉乃(資生堂)は2時間26分8秒で10位。ほろ苦いマラソンデビューに「マラソンは難しいですね」と話した。シェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間20分39秒で優勝。
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初マラソンで学生新記録も「目指すのは三大駅伝」 青学大・黒田朝日、亡き友と共に駆けた42.195kmから箱根連覇へ
2025.02.259月の東京世界陸上男子代表選考を兼ねた大阪マラソンが24日、大阪府庁前スタート、大阪城公園内ゴールの42.195キロで行われた。イフニリグ・アダン(エチオピア)が2時間5分37秒で優勝。初マラソンだった黒田朝日(青学大)は日本学生マラソン歴代最高となる2時間6分5秒の好タイムで日本勢3番手の6位に。快走にも「自信になった今回のレースを今年1年に繋げていきたい」と語った。
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箱根区間14位からマラソン界の新星に 「高校・大学も実績は…」25歳近藤亮太、道を切り開いたアポなし参加
2025.02.249月の東京世界陸上男子代表選考を兼ねた大阪マラソンが24日、大阪府庁前スタート、大阪城公園内ゴールの42.195キロで行われた。イフニリグ・アダン(エチオピア)が2時間5分37秒で優勝。近藤亮太(三菱重工)が、日本歴代5位となる2時間5分39秒で日本勢最上位となる2位となった。順天堂大時代に唯一走った箱根駅伝では区間14位。高校、大学と目立った実績がなかった遅咲きの新星は、持ち前のメンタルの強さを武器に、初のフルマラソン挑戦を笑顔で駆け抜けた。
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大阪国際女子マラソンを走った日本の世界記録保持者 鉄人66歳、3時間9分台で完走「名古屋で世界新を」増田明美さんも絶賛
2025.01.269月の東京世界陸上代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが26日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着の42.195キロで行われた。大会に参加した一般ランナーの中には、世界マスターズ女子65歳-69歳の部でマラソン世界記録を持つ弓削田真理子さんの姿も。寒風が吹きすさぶ浪速路を、3時間09分29秒で走り切った。
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五輪落選で考えた引退、悔し涙…「もう一度ロス五輪に向けて」1年かけてどん底から這い上がった松田瑞生の再挑戦
2025.01.249月に開催される東京世界陸上の代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが26日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着の42.195キロで行われる。24日に大阪市内で開催された記者会見では、昨年大会で惜しくも3位となり、パリ五輪を逃した松田瑞生(ダイハツ)がリベンジ宣言。「もう一度ロス五輪に向けて、頑張りたいという自分がいました」と決意を語った。
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パリ6位入賞の鈴木優花が五輪後初マラソン 目標は「できれば19分台」、9月東京世陸代表を「取りに行く」宣言
2025.01.249月に開催される東京世界陸上の代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが26日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着の42.195キロで行われる。24日は大阪市内で記者会見が開催され、昨年のパリ五輪女子マラソンで6位入賞を果たした鈴木優花(第一生命グループ)が「これから何度も世界大会を経験したい」と、2大会連続の世界大会出場を高らかに宣言した。
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「神ドラフト」話題の中日に社会人No.1捕手 福留イズム継承の「力強い打撃見て」1年目から正捕手獲り
2024.10.25「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、社会人野球・日本生命の石伊雄太捕手は、中日のドラフト4位で指名を受けた。大阪・貝塚市内で会見を行い、「1年目から正捕手というのを目指していきたい」と力強く語った。
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会見場には姿なく…大阪桐蔭V世代・山田健太がまたも指名漏れ 通常通りの練習で迎えた2度目の運命の日
2024.10.25「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、社会人野球・日本生命は中日のドラフト4位で石伊雄太捕手、ロッテのドラフト6位で立松由宇内野手が指名を受けた。アマ野球ファンの間でも指名を期待された山田健太内野手は、立大時代に続く指名漏れとなった。
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ロッテ支配下指名で入団を“保留” 理由は年齢「昇給も近いので…」揺れる胸中 6位指名に「迷います」
2024.10.24「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、社会人野球・日本生命は中日のドラフト4位で石伊雄太捕手、ロッテのドラフト6位で立松由宇内野手が指名を受けた。立松は指名に対し、「人生の分岐点だと思うので、自分の素直な気持ちを見つけるまではひたすら考えたい」と態度を保留した。
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ドラッグストアのレジ打ちから目指すパリ五輪 重量挙げ次世代ヒロイン高橋いぶきの物語
2022.04.01普段ドラッグストアで勤務する彼女の姿を見たことがある人であれば、その小柄な身体からは想像できないパワーで、体重の2倍以上あるバーベルを上げる姿に、思わず声を上げるはずだ。そのことを告げると「ウエイトに向いている体型なだけなんです。体が小さくて手足が短いだけで」と笑う。ウエイトリフティング(重量挙げ)女子48キロ級の日本チャンピオン・高橋いぶき。国民的ヒロインだった同級東京五輪代表の三宅宏実が引退し、ポスト三宅の最右翼と目される25歳は今、新たな土地、新たな環境で、もがきながら2024年パリ五輪を目指している。(取材・文=梅本 タツヤ)
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日本陸上界初の画期的試み 奈良に生まれた「クラブ型実業団チーム」の実態とその未来
2021.12.09今年11月、長距離や駅伝を中心に活動してきた八千代工業陸上競技部が今年度限りでの休部を発表した。同じく3月には、全日本実業団対抗駅伝を2度制した名門・日清食品グループ陸上競技部、瀬古利彦らを輩出名門・ヱスビー食品の流れを汲む横浜DeNAランニングクラブ(個人選手の支援は継続)が活動を休止。コロナ禍により経営に苦しむ各企業にとって、採算を度外視した実業団チームの維持は負担になりつつある。