THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太の記事一覧
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ビザ問題で30時間移動→2日後に先発 国を背負ったベネズエラ右腕「ここに来られたこと自体が勝利」【プレミア12】
2024.11.24野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで3位決定戦を行い、ベネズエラは1-6で米国に敗れ4位に終わった。先発マウンドに上がったマリオ・サンチェス投手はビザの問題で来日が遅れ、22日の朝に母国から30時間かけて日本到着。試合では2回2/3を投げ2失点だったものの、試合後の会見には国旗を肩にかけて登場。国を背負って投げる喜びを語った。
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世界に驚き、韓国主将の常識破りな打撃練習 本人直撃で真相判明、打率.340に「影響あった」【プレミア12】
2024.11.24野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」では、各国の違いも様々な面で現れる。大会中に話題になったのが、韓国の主将ソン・ソンムンが見せた独特すぎる打撃練習だ。バットを上下反対に握り、上げてもらったボールをグリップの部分で捉える。米国の記者が世界に驚きを発信したこの練習の狙いを、本人に聞いた。
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侍J井端監督、異例の試合中円陣のワケ 「どこでスタートしているのか…」燻るピッチクロック問題に原因
2024.11.24野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は23日、東京ドームでスーパーラウンドの2試合を行い、日本代表「侍ジャパン」は台湾に9-6で勝利した。両チームは24日に行われる決勝でも激突する。この試合の3回、日本は井端弘和監督が中心に立つ異例の円陣を組んだ。今大会では投球間隔を制限するためのピッチクロックが運用されているが、その始動タイミングがバラバラ。対策のためだったという。
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東京ドーム一瞬のざわつき ベネズエラ監督「公平にやりましょう」 厳しい表情で球審に詰め寄る
2024.11.23野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は22日、東京ドームでスーパーラウンドの2試合を行い、日本代表「侍ジャパン」がベネズエラに9-6で逆転勝ちし2勝0敗とした。ベネズエラは6回に一度は5-3と逆転したが、このイニングに入った直後、両軍監督が相次いで球審と厳しい表情で会話を交わす場面が。ベネズエラのオマー・ロペス監督は試合後、自身のやりとりの中身を明かした。
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今も薄れぬ日本愛「大好きなんで」 台湾の元ロッテ左腕は取材でも日本語対応…忘れない理由
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日から、オープニングラウンドを勝ち抜いた4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで行われている。台湾代表でリリーフの核となっているのが、DeNAとロッテでプレーした左腕の陳冠宇(チェン・グァンユウ)投手だ。台北ドームに鳴り響いた自身の日本語の登場曲について、また今も薄れぬ日本愛について語ってくれた。
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台湾主将にしみついた日本流の礼儀 いまも当たり前に球審へ挨拶 「え、ホンマに?」取材に驚き【プレミア12】
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日、オープニングラウンドを勝ち抜いた4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで開幕し、台湾は0-2でベネズエラに敗れ黒星発進となった。ただ台湾の主将、陳傑憲(チェン・ジェシェン)外野手は「3番・中堅」で先発し3安打と好調を持続している。目についたのが、打席に入る度に球審と交わす挨拶。台湾の選手でここまで徹底しているのは陳傑憲だけで、その根っこには日本流の礼儀の示し方がありそうだ。
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井端監督、会見場で目を丸くした高橋宏斗の言葉 22歳に侍の自覚、休めと言われ「準備します」【プレミア12】
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日、4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで開幕し、日本代表「侍ジャパン」は米国に9-1で快勝した。先発した22歳の高橋宏斗投手(中日)が、4回を2安打8奪三振、無失点の快投。試合後の会見で、高橋が発したある言葉に、井端監督は目を丸くして驚いた。
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かつては世界最強も…キューバは「いい環境がない」 日ハム助っ人の危機感「日本はより真剣」【プレミア12】
2024.11.21野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」はオープニングラウンドを終え、キューバ代表はグループBで1勝4敗、6位という成績で敗退、帰国した。チームの核となったのは、NPBに在籍していたり、その経験があったりする選手だ。そのうちの1人が、アリエル・マルティネス内野手(日本ハム)。かつては世界最強と呼ばれたキューバ代表の現状や、日本での経験を教えてくれた。(取材、文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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韓国の最速163キロ右腕がMLBよりNPBを目指すワケ グラブにカタカナ、語った日本野球への憧れ
2024.11.21野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」はオープニングラウンドを終え、韓国代表はグループBで3勝2敗という成績で敗退、帰国した。15日の日本戦でもリリーフ登板したキム・ソヒョン投手(ハンファ)は、2022年に米国で行われたU-18W杯で日本と戦い、時速101マイル(約163キロ)の剛球を投じて話題となった右腕。そして今後は、チャンスがあればNPBへ挑戦したいのだという。グラブにはカタカナの刺繍が入った日本通。米大リーグよりも日本を目指す理由を教えてくれた。(取材、文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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21歳の韓国主砲が脱帽した日本野球「全ての投手が完璧だった」 率直に語る両国の力関係「倒すの難しい」【プレミア12】
2024.11.20野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」はオープニングラウンドを終え、韓国代表はグループBで3勝2敗の3位という成績で敗退、帰国した。ただこのチームで、世界の野球ファンに強烈な印象を残したのが3番を打ったキム・ドヨン内野手(KIA)だ。グループ最多の3本塁打を放った21歳は、日本の野球をどう見たのか。率直な言葉で振り返ってくれた。(取材、文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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「僕とは全然違う」 侍ジャパン遊撃争い、源田が紅林をうらやむワケ 将来へ“裏テーマ”進行中【プレミア12】
2024.11.19野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は18日、台湾・台北でオープニングラウンド・グループBの3試合が行われた。天母球場では日本代表「侍ジャパン」がドミニカ共和国を11-3で破り、5戦全勝で東京ドーム開催のスーパーラウンドへ進む。雨が断続的に降り続く過酷な状況下での試合。今回の侍が課せられたテーマを象徴する場面があった。
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侍J―台湾戦の“一角だけ”だった日本応援団、その裏に台湾側の配慮 提供場所で熱いエール実現【プレミア12】
2024.11.19野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」では、日本、台湾、韓国とアジアの応援スタイルも話題を集めている。16日の日本―台湾戦は4万人収容の台北ドームが満員に。ほとんどが台湾を応援する超アウェーの環境で、日本の応援団は右翼席上部の通路に集まっていた。一見、台湾ファンに押しやられたようにも見えるこの状況、実は台湾側の気遣いによって実現した集団での応援だった。
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豪州代表が大感激「名誉市民だ」 客席で日台有志の“友情応援”→韓国戦で逆襲 届いた願い「本当にグレート」【プレミア12】
2024.11.18野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は18日、オープニングラウンド・グループBの最終日を行い、台湾・台北市の天母球場ではオーストラリアが韓国に2-5で敗れた。この試合中、スタンドで豪州の応援を繰り広げたのが、日本人と台湾人の有志で構成された応援団。豪州チームの関係者が発し続けてきたメッセージが届いた格好だ。
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高校時代を岡山で過ごした台湾主将、学びは「やればできる」 指名漏れまで味わった陳傑憲の原点【プレミア12】
2024.11.18野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で大健闘を見せているのが台湾だ。韓国との初戦を6-3で制し、その後のドミニカ戦と連勝。16日の日本戦には1-3で敗れたものの、その戦いぶりは現地ファンの熱狂を呼んでいる。「3番・中堅」が定位置で、主将の陳傑憲(チェン・ジェシェン)は、高校時代を岡山・共生高で過ごした。当時の教え「やればできる」が、今回のチームを作る上でも大きな参考になっているという。(取材・文=THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太)
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無安打で決勝点、難敵モイネロを焦燥させた快足侍・五十幡の「計算」 勝負のあやは「互いに知る武器」【プレミア12】
2024.11.18野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は17日、オープニングラウンド・グループBの2試合を行い、日本は台北市の天母球場でキューバと対戦。7-6で4連勝とし、東京ドームで行われるスーパーラウンド進出を決めた。キューバに食い下がられる展開の中、8回に決勝点を叩き出したのは「5番・三塁」で先発した栗原陵矢(ソフトバンク)の左犠飛。この場面で、相手バッテリーにプレッシャーをかけられたと喜ぶのが、代走出場した五十幡亮汰(日本ハム)だ。決勝のホームを踏むまでの裏側を聞いた。
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台湾ファン感銘「日本の応援はめっちゃクール」 超アウェーの台湾に確かな爪痕「私も日本に見に行きたい」
2024.11.18野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は16日、台湾・台北ドームでオープニングラウンド・グループBを行い、日本が3-1で台湾を下した。試合は4万人収容のスタンドがほぼ地元・台湾のファンで埋まる完全アウェー。その迫力に日本の選手が驚くほどだったが、当日球場を訪れた台湾の野球ファンは「日本の応援もめっちゃクール」と主張する。
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40歳で腹筋バキバキ、韓国伝説チア「自信の部位はヒップ」 ボディメイクと両立のきっかけは「30歳定年説」
2024.11.17台湾・台北で開催中の野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」では、出場各国の応援スタイルも注目を集めている。韓国代表は、プロ野球各球団から精鋭チアリーダーを送り込み、応援をリード。15日の日韓戦でもスタンドを熱狂が包んだ。その中心にいたぺ・スヒョンさんは、活動22年目の40歳という伝説のチアリーダー。抜群のプロポーションを保つために行なっているのが、肉体の美しさを競うボディコンテストへの出場だ。国際大会にも出場しており、ユニホームの上からも鍛え上げられた筋肉がわかるほど。応援と競技を通じて、見られ続ける意味を教えてくれた。
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侍Jを襲った4万人完全アウェーの脅威 被弾の北山「甲子園の次元じゃない」 生きる今永の体験「耳元に工事現場」【プレミア12】
2024.11.17野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は16日、台湾・台北ドームでオープニングラウンド・グループBが行われ、日本が3-1で台湾を下し3連勝。グループ単独首位に立った。試合は4万人収容のスタンドがほぼ地元・台湾のファンで埋まる完全アウェー。あまりにも特殊な環境で大会初登板を迎えた北山亘基投手(日本ハム)は2回を投げ、ソロ本塁打を浴び1失点。この環境をどう感じたのか。