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実は30代でも起こる「四十肩」とその原因 悪化を予防できる危険サインとストレッチ3種

湿布は根本的な解決にはならない

 ということで、今回は四十肩の予防に役立つストレッチを紹介します。

 ストレッチでは、ダンベルの重みで縮み固まった筋肉を引き延ばしながら、腕を前後に振ったり、回旋動作を繰り返したり、あるいは肩甲骨を大きく寄せたり開いたりを繰り返すことで、肩周りの筋肉をゆるめていきます。

 よく、四十肩の症状が現れると湿布を貼って痛みを抑える、という方がいます。日本では「肩がこった」「腰が痛い」など事あるごとに湿布を貼って安静にする、という方が非常に多いのですが、湿布は一時的に筋肉の炎症を抑えるためのもの。根本的な解決にはなりません。

 先ほども言ったように、四十肩は長い年月の間に、徐々に柔軟性が失われることで発症します。「危ないな」と思ったら、まずはまめに動かし、筋肉や腱の柔軟性を維持することが正解ですよ。

 すべてのストレッチは自宅や外出先、あるいは仕事場でのちょっとしたすき間時間にできます。早めの対策で、四十肩の不安を取り除きましょう。ただし、肩の痛みの全てが四十肩、五十肩とは限りません。痛みが強い場合や、なかなか軽減しないようであれば、必ず早めに医師の診断を受けてくださいね。

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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