[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

元代表主将・箕内拓郎が大会ベスト15選出、日本から選んだ3選手は誰?

箕内氏が選ぶベスト15とは…

 僕が選ぶ今大会のベスト15は次の通りです。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

1.ムタワリラ(南アフリカ)
2.堀江翔太(日本)
3.マルヘルベ(南アフリカ)
4.イトジェ(イングランド)
5.ルーク・トンプソン(日本)
6.デュトイ(南アフリカ)
7.カリー(イングランド)
8.姫野和樹(日本)
9.デクラーク(南アフリカ)
10.ポラード(南アフリカ)
11.アダムズ(ウェールズ)
12.デアレンデ(南アフリカ)
13.ツイランギ(イングランド)
14.コルビ(南アフリカ)
15.デーリー(イングランド)

 1番は文句なしの“ビースト”ムタワリラ。2番はマークス(南アフリカ)と迷いましたが、堀江選手にしました。3番はセットプレーの強さを考えてマルヘルベですね。

 悩んだのがLOです。イングランドの25歳イトジェに加え、ウェールズ主将のジョーンズ、南アフリカのエツベスやデヤハー、ニュージーランドのレタリックと、どれも捨てがたい強力な布陣ですが、彼らに決して劣ることのないプレーを見せてくれたトモ(トンプソン)を選びたいと思います。

 FLはデュトイの他にもう1人、イングランドの21歳カリーを選びました。同じくイングランドのアンダーヒルといい勝負。この若い2人のFLの存在は、今度のイングランドを面白くしてくれるでしょう。

 NO8はフェルミューレン(南アフリカ)、リード(ニュージーランド)といる中で、日本の姫野選手です。ボールキャリーという点では、他の国のNO8に負けないいいプレーを見せてくれました。

 ハーフ団はSHデクラークとSOポラードの南アフリカコンビです。この大会を通じて、2人のコンビネーションは完璧でした。ほとんどミスがなかったと思います。加えて、2人ともディフェンスが上手い。9番、10番の選手はディフェンスが得意ではない選手が多いところで、2人は素晴らしかったです。

 CTBはデアレンデとツイランギ。フィジカルの強い2人にしました。決勝でもデアレンデの強さは光りましたね。ツイランギは、イングランドの「巧いBK」に「強いBK」というアクセントを加えました。

 WTBにはトライゲッターの2人です。アダムズはトライの嗅覚に優れているし、コルビは言うまでもありませんね。FBのデーリーは目立つタイプではありませんが、安定感あるパフォーマンスとスピードが魅力でした。

 今回のW杯では、今までラグビーに興味のなかった人たちにも広くラグビーの素晴らしさを知ってもらえました。チケットの99%が売れ、ほぼ完売だったことも成功の1つだと思いますが、たくさんの人がラグビーを素晴らしいスポーツだと認めてくれたことこそが、僕は成功だったと思います。また日本代表の頑張りで、若いトップリーガーや子供たちが、日本代表としてW杯の舞台に立ちたいと目標にしてくれるようになった。本当にうれしいことです。10年、20年先にはW杯で優勝を狙える。そんなチームが作れるように、今大会のレガシーを繋いでいきたいですね。

(THE ANSWER編集部)




1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
DAZN
Lemino
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集