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“にわかファン”を本当のファンに― 桜の戦士の願い「これを継続しなあかん」

国民的スターへの足掛かりをつかんだ姫野「魅力をどんどん発信していければ」

 若き日本代表の柱、25歳のNO8姫野和樹は今大会ジャッカルが脚光を浴び、“ジャッカル姫野”として一般層への認知度も格段に向上した。今大会で最もブレイクした選手の1人だ。

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「これだけ盛り上がって嬉しい。一人一人のハードワークが多くの国民の皆さんに感動を与えられたのではないかと思っています。今後がラグビー界が大事になってくると思う。魅力をどんどん発信していければと思っている」と今後の“PR活動”にも意欲を覗かせた。

 さらに前回大会の五郎丸の得点記録に迫ったSO田村優も「日本代表が一番憧れの存在で、みんなが入りたいと思える、そのために全力を尽くせるチームになってきたとこの大会を通じて思います」と代表の地位向上を願えば、リーチ・マイケル主将も「日本代表になりたいという子どもが増えれば、もうそれが一番うれしいです」と願った。

 今大会、老若男女問わず、スタジアムに足を運び日本の戦いぶりを目に焼き付けた。ラグビーがもつノーサイドの文化に触れ、感銘を受けた。一人でも多くの“にわかファン”が熱いラグビーファンになるには、わずかなきっかけなはずだ。

 テレビのバラエティー番組にも積極的に出演し、ラグビーの普及、人気拡大に尽力してきた34歳のSH田中史朗も熱をもって持論を展開した。

「2011年から代表というものが強くなった。ファンの方々も応援してくれる環境になった」と振り返った上で「一回で優勝を取れるような大会じゃない。みんながもっともっと努力して……。僕とかトンプソンはおっさんなので、これからの代表は厳しいかもしれないけど、ここには若くていい選手がいる。これから日本はもっともっと期待できる人材がいっぱいいる。もっともっと皆さんに夢と希望を与えられるチームになってくれる」と思いを託した。

 思いを伝えようと必死になるあまり、「……質問なんでしたっけ? 長くしゃべりすぎて」と苦笑いする一幕も。それでも「今日、来ていただいている記者、メディアの方々、ファンの方々に継続して2023年に来てもらえるように、僕たちももっと普及活動をしなきゃいけないし。日本代表としてもっともっと継続して、次のコーチが誰になるかも正直分からないですけど、できればジェイミーであったり、スコット・ハンセン(ディフェンスコーチ)であったり、トニー・ブラウン(アタックコーチ)であったり、継続してやってもらいたい。国として継続して日本のラグビーを強くしないなといけないなと思う。日本のラグビーすべて学生、子供、トップリーガー、代表すべてコネクトできて強くなれば、ベスト4も夢ではないです」と懸命に言葉を並べた。強さがファンを引き付けるのは確か。継続した強化で更なる高みを目指すことが、最も重要なプロセスだと強調した。

 4年に1度の“30日間のお祭り”として終わってしまうのか、それとも野球やサッカーのような国民的スポーツとして根付かせられるのか。一過性のものとしないため、“W杯後”が本当の正念場なのかもしれない。

(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)

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