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世界的名将が教えるW杯の“見方” 忖度なしの日本の可能性「本物の期待感がある」

現在はパナソニック監督を務めるディーンズ氏【写真:吉田宏】
現在はパナソニック監督を務めるディーンズ氏【写真:吉田宏】

国内リーグの進化が日本代表のレベル向上に寄与

――この8年ほどで日本代表が力をつけてきたのは間違いない。その最大の要因は何だと考えていますか。

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「どんなことでも、普段からやっていること、経験していることの産物が、いまの形だと思っています。つまり、国内リーグのレベルが日本のラグビーの実力を表すと思います。なので、トップリーグ(TL)の実力の向上が大きいと考えています。5年前のTLと比べると、いまはレベルがどんどん上がっているし、ワールドカップの後のリーグは、多くの海外のトップ選手がやって来ます。これまでで最もレベルの高い、勝つことが難しいリーグになるでしょう。

 では、なぜTLが進化すると日本のラグビーが進化するのか。その要因は“知識”にあります。海外の一流選手、コーチの流入で、日本の選手がより新しい、より高いレベルの知識に触れる機会が多くなる。その一方で、TLのレベルだけじゃなく、大学レベルでも、大きな変化が起こり始めている。新卒選手も、すでに体が出来上がった状態でTLに入ってくるケースがある。フィジカル面の数値は5年前といまを比べると、間違いなく進化している。

 数年前の海外選手は、スーパーラグビーでの現役の最終盤に、キャリアを終えるために日本に来ていましたが、いまは現役バリバリの代表選手たちがTLに入ってきている。そういう意味ではTLは進化しているのです。より多くの選手が、高いレベルの知識や練習方法などに接する機会が爆発的に増えたことが、日本代表の進化の背景にあるのです」

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吉田 宏

サンケイスポーツ紙で1995年からラグビー担当となり、担当記者1人の時代も含めて20年以上に渡り365日欠かさずラグビー情報を掲載し続けた。1996年アトランタ五輪でのサッカー日本代表のブラジル撃破と2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦勝利という、歴史に残る番狂わせ2試合を現場記者として取材。2019年4月から、フリーランスのラグビーライターとして取材を続けている。長い担当記者として培った人脈や情報網を生かし、向井昭吾、ジョン・カーワン、エディー・ジョーンズら歴代の日本代表指導者人事などをスクープ。ラグビーW杯は1999、2003、07、11、15、19年と6大会連続で取材。

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