大谷翔平のスタメン外し「ボンズに出場するなと言うようなもの」 PS不振でも…名将が説く凄み「彼だって人間なんだ」
米大リーグのドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦に臨む。ポストシーズンの打率.150と不振の大谷翔平投手は引き続きスタメン出場の予定だが、起用法は米国でも議論となっている。通算762本塁打のバリー・ボンズの名前を出し、この問題を語った名将がいた。

ボンズの監督だったベイカー氏、大谷を見て「自信に満ちている」
米大リーグのドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦に臨む。ポストシーズンの打率.150と不振の大谷翔平投手は引き続きスタメン出場の予定だが、起用法は米国でも議論となっている。通算762本塁打のバリー・ボンズの名前を出し、この問題を語った名将がいた。
大谷は地区シリーズを含めた今秋のポストシーズンで20打数3安打。打率.150で本塁打も打点もなしという絶不調に陥っている。12日のNLCS第2戦でも4打数無安打2三振に終わった。そんな中、米カリフォルニア州の地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」に出演したのが、ジャイアンツなどで監督を務めたダスティ・ベイカー氏だ。
同局はXで番組の動画を公開。ベイカー氏は、もし指揮官として、大谷に「休む可能性がある」と伝えなければならないとしたら――。そんな質問に「いやあ、それについては、私には何とも言えないね。ただ、君は聞く相手を間違えているよ。私がバリー・ボンズに『明日は出場するな』と言うようなものだからね」と応えている。ベイカー氏はボンズがジャイアンツの主砲として活躍した当時の監督だった。
「私はそんな状況を経験したことがないから、監督が彼に何と言うのか、まったく分からないよ」としながらも「ショウヘイ自身は、もちろん試合に出たいと思っているはずだ。だって、ショウヘイはバットをひと振りするだけで、試合の流れを丸ごと変えられる選手だからね。だから、何か問題がない限り、スター選手を休ませるのは難しいんだ。何か精神的な問題を抱えているとか、あるいはケガをしているとか、そういう事情がない限りはね」と、判断の難しさを強調する。
「そもそも、彼には本当に驚かされるよ。打席では最高の打者でありながら、マウンドでは最高の投手でもあるなんて、どうしたらそんなことができるんだ? 遅かれ早かれ、いつかはどこかに無理が出てくるものだよ。彼だって人間なんだ。人間離れしているように見えるのは分かっている。彼がやっていることの中には、超人的としか思えないこともある。でも、彼も人間なんだよ」
ただ、現状の大谷を見ると「恐怖におびえているようには見えないし、戸惑っているようにも、どうしていいか分からなくなっているようにも見えない。彼は迷ってなんかいないんだ。今でも自信に満ちているよ」という状態だという。
続けて「正直に言えば、私は彼が何かをぶち壊すくらいの勢いで暴れたり、何かを投げつけたりする姿を期待しているんだけどね」と笑い、「でも、それは日本人のやり方ではないし、彼自身のやり方でもない。だからこそ、私は彼を尊敬しているんだ。彼は、私がこれまで見てきた中でも、史上最高のアスリートの一人だよ。ただ、それと同時に……これは本当に難しい決断だね」と繰り返していた。
(THE ANSWER編集部)
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