ジロ・デ・イタリア、総合首位名手がお尻付近に血を滲ませながら力走

　自転車のジロ・デ・イタリア第6ステージで40人近い大規模落車が発生。巻き込まれたトップ選手のお尻付近が破け、血を滲ませながら力走するというハプニングが起きた。実際の様子を海外メディアが画像付きで公開し、「痛っ！」「勇者だ」「またまたこんなこと…」「破れやすい素材？」などと海外ファンから驚きと悲鳴が上がっている。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　痛々しいハプニングが発生したのは、17日に行われた第6ステージの34キロ地点だ。集団内で転倒が発生。すると後続が次々と巻き込まれ、総合2位につけていたサイモン・イェーツ（英国）ら40人近い選手がクラッシュ。大規模落車が発生した。道路の半分近くを塞ぐような形となったが、悲運に巻き込まれた1人が総合1位に付けていたプリモジュ・ログリッチ（スロベニア）だった。

　この落車でお尻から右太もも付近にかけて30センチほどパンツが破れ、うっすらと血が滲んだ。しかし、レースをやめることなく完走。欧州衛星放送「ユーロスポーツ」は大規模落車の様子からログリッチの破れたパンツまで実際のシーンを「ジロ・デ・イタリアの第6ステージは序盤にクラッシュ」と画像付きで克明に公開。「この写真、凄いインパクト」とファンの声が上がった。

　また、大会公式インスタグラムもログリッチの痛々しい姿を画像付きで公開。「痛っ！」「勇者だ」「アメージング」「なんと逞しい！」「またまたこんなこと…」「つわものたち」「破れやすい素材？」「オーマイゴット」「彼らはヒーロー」などとコメント欄で海外ファンの驚きの声が上がっていた。しかし、ログリッチは17位に終わり、総合順位も11位まで落としてしまった。