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「0/6」→「3/5」 大谷翔平、5年前の復帰登板との差に米メディア注目「場違いに見えなかった」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地パドレス戦に「1番・投手兼DH」で出場。エンゼルスに所属していた2023年8月23日以来、実に663日ぶりの実戦マウンドに上がった。復帰登板は28球を投げて1回2安打1失点。打者としては4打数2安打2打点1四球で、6-3の勝利に貢献した。米メディアは「彼は場違いに見えなかった」と評価し、2020年の術後初登板と比較した。

本拠地パドレス戦、663日ぶりの実戦マウンドに上がったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
本拠地パドレス戦、663日ぶりの実戦マウンドに上がったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

パドレス戦に「1番・投手兼DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地パドレス戦に「1番・投手兼DH」で出場。エンゼルスに所属していた2023年8月23日以来、実に663日ぶりの実戦マウンドに上がった。復帰登板は28球を投げて1回2安打1失点。打者としては4打数2安打2打点1四球で、6-3の勝利に貢献した。米メディアは「彼は場違いに見えなかった」と評価し、2020年の術後初登板と比較した。

 初回、大歓声の中でマウンドに上がった大谷。2番アラエスの4球目で161キロをマーク。球場がどよめいた。その後も160キロ前後の剛速球を連発。無死一、三塁から3番マチャドに中犠飛を打たれて1点を失ったが、それでも後続を抑え、ドジャースタジアムから拍手を浴びた。2回のマウンドにはバンダが上がり、大谷は降板となった。

 1回28球を投げ、ストライクは16球。5人の打者と対戦し、2安打1失点だった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニがドジャースの一員としてマウンドに1イニング復帰し、最速100マイルを記録」と題する記事を掲載。「彼は自分がメジャーの試合にふさわしい存在だと所信表明した男のように見えた。場違いには見えなかった」と投球内容に及第点を与えた。

 その上で「2020年、前回彼が手術から復帰した際は6人の打者と対戦し、1人も抑えることができなかった」と指摘した。エンゼルス時代の2020年7月26日(同27日)、敵地アスレチックス戦。右肘のトミー・ジョン手術後初の登板だった大谷は1死も奪えず、3四球3安打5失点で降板した。防御率∞という悪夢のスタートだった5年前と比較すれば、順調な復帰戦と言えそうだ。

(THE ANSWER編集部)



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