ベッツ、大谷投手復帰を聞かれて流石の一言「話せるほど給与等級は高くないよ」 権限“超越”伝える
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地ジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。3安打1四球の活躍で、チームは5-4で勝利した。試合前には、今週中に投手として復帰する可能性が米メディアに報じられたが、同僚のムーキー・ベッツ内野手は試合後にこの話題について質問を受けている。

本拠地ジャイアンツ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地ジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。3安打1四球の活躍で、チームは5-4で勝利した。試合前には、今週中に投手として復帰する可能性が米メディアに報じられたが、同僚のムーキー・ベッツ内野手は試合後にこの話題について質問を受けている。
大谷については試合前、米スポーツ専門局「ESPN」の実況カール・ラベッチ氏が自身のXで「ショウヘイ・オオタニが今週中に投手復帰するのではないかという見方が、ドジャース球団内では高まっている」と伝えた。デーブ・ロバーツ監督も会見で、次回のライブBP登板が最後となる可能性について語ったとも米メディアに伝えられていた。
驚きのニュースが駆け巡る中、中継した「ESPN」の試合後番組にベッツが登場。「大谷について現状を教えて。復帰が近いようだが」と米メディアに聞かれると「それについて話せるほど給与等級は高くないよ」と回答。自分の権限を超えている内容だと伝えた。
さらに「彼はやるべきことをやっている。ショウヘイとは毎日5分ほどしか会わないから。その後に彼を見るのはネクストバッターズサークルからだよ」と話すにとどめた。とはいえ「でも、彼がマウンドに立つのを見るのは待ちきれないね」とも。大谷の投手復帰に期待を膨らませた。
大谷は23年に右ひじを手術し、昨年はワールドシリーズで痛めた左肩も手術。先月25日(同26日)のメッツ戦前に、打者を相手にする投球練習「ライブBP」を実施した。実戦形式の投球は、実に641日ぶりだった。直近では今月10日(同11日)のパドレス戦前に、手術後では3度目のライブBPを行っている。
(THE ANSWER編集部)