全米OPで“悪夢の一打”に唖然 完璧のはずが…観客悲鳴の20秒超 米同情「私ならここでやめる」
米男子ゴルフのメジャー大会・全米オープンは現地15日、ペンシルベニア州オークモントCC(7372ヤード、パー70)で最終日が行われた。首位と1打差の2位で出たJ.J.スパウン(米国)が通算1アンダーで優勝。歓喜の裏では、思わず唖然としてしまう不運の一打も。映像には米ファンから「最もアンラッキー」「気持ちはよくわかるよ」などと反響が寄せられた。

全米オープン最終日
米男子ゴルフのメジャー大会・全米オープンは現地15日、ペンシルベニア州オークモントCC(7372ヤード、パー70)で最終日が行われた。首位と1打差の2位で出たJ.J.スパウン(米国)が通算1アンダーで優勝。歓喜の裏では、思わず唖然としてしまう不運の一打も。映像には米ファンから「最もアンラッキー」「気持ちはよくわかるよ」などと反響が寄せられた。
完璧……のはずだった。2番パー4の第2打。ボールはカップ手前に着弾したが、ワンバウンドしてからピンに当たった。ボールはカップからどんどん遠ざかり、下り傾斜にも乗って挙げ句の果てにはグリーンからこぼれてしまった。スパウンは20秒以上も転がり続けたボールを、苦々しい表情で見つめていた。
ギャラリーからも悲鳴が上がったこのシーン。全米オープン公式Xは「冗談でしょう!!」「J.J.スパウンは2打目でひどいブレイクに。旗のポールに当たって戻ってきてしまった」とつづって動画を公開。米ファンからも様々なコメントが集まった。
「私が今まで見た中で最もアンラッキーなブレイク」「ついていない日はついていないんだ」「自分ならここで(プレーを)やめるだろう」「神様が彼に優勝させたくないのか」「ああ、ゴルフの残酷さよ。ピンハイくらいだったはずが54ヤードも後退してしまった」「その気持ちは本当によくわかるよ」などと同情の声が続出。このホールをボギーとしたスパウンは結局、前半で5つスコアを落とした。
しかし、12番でこの日最初のバーディーを奪うなど後半は復活。最終18番で驚異的なロングパットを決めるなど、4バーディー、6ボギーの72。出場選手唯一のアンダーパーとなる通算1アンダーでメジャー初制覇を成し遂げた。
(THE ANSWER編集部)