MLBで生まれた「球史最高のHRキャッチ」 あまりの衝撃に味方投手さえも頭抱えて硬直
米大リーグで衝撃のスーパープレーが誕生した。9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に「9番・中堅」で先発したアスレチックスのデンゼル・クラーク外野手がフェンスによじ登り、ホームランボールをキャッチ。米実況席が「オーマイガー!」と大興奮で連呼し、味方投手さえも頭を抱えて固まった。米記者からは「球史で最高のホームランキャッチの1つ」と称賛する声も上がっている。

アスレチックスのデンゼル・クラークがスーパーキャッチ
米大リーグで衝撃のスーパープレーが誕生した。9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に「9番・中堅」で先発したアスレチックスのデンゼル・クラーク外野手がフェンスによじ登り、ホームランボールをキャッチ。米実況席が「オーマイガー!」と大興奮で連呼し、味方投手さえも頭を抱えて固まった。米記者からは「球史で最高のホームランキャッチの1つ」と称賛する声も上がっている。
アナハイムに衝撃が走った。初回1死走者なしの場面。エンゼルスの2番シャヌエルが放った打球が左中間を襲った。中堅のクラークはフェンスまで追いかけるとタイミングよく跳躍。右足でフェンスを蹴り上げ、上半身を乗り出す形で左腕を目一杯に伸ばしてキャッチした。縁でクルっと回転しながら綺麗に着地。ガッツポーズで感情を爆発させた。
あまりの驚きに、味方投手のホルマンは両手で頭を抱えてしばし硬直。打ったシャヌエルも呆然とした表情を浮かべた。試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」の解説者も「オーマイガー!」と連呼。「6フィート(約1.8メートル)はフェンスの向こう側だったぞ」と完全に柵を越えていたことを強調した。
MLB公式のブレント・マグワイア記者も自身のXで「デンゼル・クラークがたった今、球史で最高のホームランキャッチの1つを決めた」と絶賛。米スポーツ専門局「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、サム・ブラム記者も「なんてこったデンゼル・クラーク」と愕然とした様子でつづった。
(THE ANSWER編集部)