山本由伸は「CY賞になれない。言い過ぎ」→「あなたが正しかった」 米識者が低評価から掌返し
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は、今季ここまでチーム最多の6勝、リーグ3位の防御率2.20をマークと、エース級の働きを見せる。そんな活躍を受け、米識者の当初の評価が一変。サイ・ヤング賞候補へ猛プッシュしている。

サイ・ヤング賞候補の評価巡り議論
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は、今季ここまでチーム最多の6勝、リーグ3位の防御率2.20をマークと、エース級の働きを見せる。そんな活躍を受け、米識者の当初の評価が一変。サイ・ヤング賞候補へ猛プッシュしている。
米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」でドジャースのレポーターを務めていたアラナ・リゾ氏は、ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」でホストを務めるクリント・パシージャス氏と山本の評価を巡って議論。低評価から一転、パシージャス氏の見解に観念したかのように同調し、掌返しを見せた。
「ヨシノブ・ヤマモト。私は、『あなた(パシージャス氏)は正気じゃない、言い過ぎよ。彼はサイ・ヤング賞の受賞者にはなれない』と言ってたけど、言わなければならないわ。あなたは完全に正しかった。この選手はナ・リーグでサイ・ヤング賞を獲得する可能性が高い。この答えを出していたあなたを誇りに思うわ」
これを受けてパシージャス氏は「俺はこの男が本当に大好きなんだ。俺は初日からヤマモト推しだった」ときっぱり。「総額3億2500万ドルの契約で、多くの興奮もあったし、大いなる期待もあった。投手陣の入れ替わりが激しい中での、ドジャースのヤマモトの今いる位置を考えると……ヤマは100%このチームのアンカーだ。先発、イニング、防御率、三振において、このチームでリードしている」と続け、問答無用だとした。
リゾ氏からの「正気じゃない」との指摘を受け、当初は「君が言ったように、冗談半分だった」とも明かしたが、今や山本に対する評価は揺るがない。「彼は(最初から)俺のサイ・ヤング賞候補だった」と、改めて主張していた。
(THE ANSWER編集部)