「15の0」の不振、ドジャース24億円男が大仕事「待っていたんだ」 5戦ぶりに打てた狙いを明かす
米大リーグ・ドジャースは5日(日本時間6日)、本拠地メッツ戦に6-5と逆転勝ちし、4連戦を2勝2敗で終えた。2点ビハインドの8回に、不振だった32歳のマイケル・コンフォート外野手が値千金のタイムリー。この日まで5試合連続の15打数ノーヒット、打率も2割にすら及ばない大不振の中での復活の一打に本人は「チームメートのために打てたことは重要なことだよ」「素晴らしい気分」と語っている。

直近5試合ノーヒットの中で大仕事
米大リーグ・ドジャースは5日(日本時間6日)、本拠地メッツ戦に6-5と逆転勝ちし、4連戦を2勝2敗で終えた。2点ビハインドの8回に、不振だった32歳のマイケル・コンフォート外野手が値千金のタイムリー。この日まで5試合連続の15打数ノーヒット、打率も2割にすら及ばない大不振の中での復活の一打に本人は「チームメートのために打てたことは重要なことだよ」「素晴らしい気分」と語っている。
積極性が実った。2点ビハインドの8回に相手エラーなども絡んで追いつき、なおも2死二塁の場面で代打フリーマンは申告敬遠。2死一、二塁となってコンフォートに打席が回ってきた。初球、メッツ右腕ギャレットの初球のカットボールを左前に運ぶと、二塁走者のエドマンがホームイン。この試合まで5試合連続ノーヒット、22打席ぶりの快音がチームの逆転勝利につながる一打となった。
試合後、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、コンフォートの場内インタビューの様子を放映。勝ち越し打について聞かれ「狙い球に絞って待とうと思った。待っていた球が来たんだ。外角への高めの変化球。カットボールかスプリットか何か。とにかく外角の高めを待っていたんだ」と答えた。
不振が続く中での貴重な勝ち越し打については「本当に嬉しい。チャンスで打てる選手でありたい。チームメートのために打てたことは重要なことだよ」と語り、勝利をつかんだことについては「素晴らしい気分だ。いい形で遠征に出られる」と声を弾ませた。
今オフに1年1700万ドル(約24億6800万円)の契約で加入したコンフォート。この日の貴重な一打を含めても、ここまでの打率は.167と不振が続く。それでも出場機会をもらっているロバーツ監督との関係について聞かれると「いつも味方でいてくれる。僕に自信をくれるし、毎試合前に時間をとって握手やハグをしてくれる。彼は最高の監督だよ」と感謝を示した。
(THE ANSWER編集部)