日本ダービーで「泣きそうになった」1枚の写真 「しかも直後に…」北村友一の右手に競馬ファン涙
競馬の祭典G1日本ダービー(東京優駿、芝2400メートル)が1日、東京競馬場で行われ、1番人気のクロワデュノール(牡3・斉藤崇)が早め先頭から抜け出す横綱相撲で後続を抑え優勝した。勝ちタイムは2分23秒7。鞍上の北村友一騎手、斉藤崇史調教師はともに初めてのダービー勝利となった。北村がゴールイン後に愛馬を称えた行動が競馬ファンの感動を呼んでいる。

日本ダービー
競馬の祭典G1日本ダービー(東京優駿、芝2400メートル)が1日、東京競馬場で行われ、1番人気のクロワデュノール(牡3・斉藤崇)が早め先頭から抜け出す横綱相撲で後続を抑え優勝した。勝ちタイムは2分23秒7。鞍上の北村友一騎手、斉藤崇史調教師はともに初めてのダービー勝利となった。北村がゴールイン後に愛馬を称えた行動が競馬ファンの感動を呼んでいる。
何度も、何度も、愛馬をアピールした。
好スタートを切り道中3、4番手から進めたクロワデュノール。直線早めに先頭に立つと、大外から猛追するマスカレードボールを3/4馬身差で凌ぎ、1着でゴールインした。
ゴール板を過ぎてから人差し指を掲げてガッツポーズ。続いてクロワデュノールのことを「この馬を褒めて」とでも言いたげに何度も指さして愛馬を称えた。
万雷の拍手を受けたウイニングランでもクロワデュノールのことを指さしてアピール。ゴール板付近まで戻ると、拳を握り天高く右手を掲げた。競馬場に詰めかけた8万人に迫るファンも「おぉーーー!」と大興奮になった。
クロワデュノールを称えた仕草はダービーを象徴する1枚としてネット上に拡散。競馬ファンからも「クロワを指差して『この子を讃えてくれ』をしてからの遠慮がちに指を立てて1着アピール。本当に良い人馬です…」「『クロワデュノール強いやろ』ってアピールしてる感じで好き」「北村騎手のガッツポーズで泣きそうになったよ…」「ガッツポーズかっこよくね? しかも直後にクロワを指さすのも良い」など、感激のコメントがX上に寄せられていた。
レース後のインタビューでは「僕がダービージョッキーというよりも、クロワデュノールがダービー馬になれたことが何よりも嬉しい」と話していた。