大谷が打ったのにLA実況席が黙ってしまう 「ハッハー!」大はしゃぎ→沈黙のギャップ、敵地は淡々
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に2試合連続となる19号ソロを放った。球審がプレーボールをかけてから7秒後の一発に両軍の実況席も驚きに包まれた。

敵地ガーディアンズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に2試合連続となる19号ソロを放った。球審がプレーボールをかけてから7秒後の一発に両軍の実況席も驚きに包まれた。
プレーボール直後の初球だった。1回無死、ガーディアンズ・ウィリアムズの155キロを捉えると弾丸ライナーはあっという間に右翼スタンドへ。打球速度115マイル(約185キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)という驚速打球だった。打たれた敵バッテリーは打球の行方をあきらめたように見つめるだけ。ウィリアムズは呆然とした表情だった。
ドジャース側の米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、実況を務めたジョー・デイビス氏は「オオタニが球をぶっ飛ばしたあああ! 入ったーーーー! 1投球、1スイング、1得点! ハッハー!」と早すぎる一発に笑いながら絶叫していた。ところが今度は驚きが勝ったのか14秒間沈黙となった。ギャップの激しいアクションの後、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏がようやく口を開き「彼はレアな選手だ。彼は恐れない。このスイングでドジャースを1-0にした。なんて選手だ」と称賛した。
一方、打たれたガーディアンズ地元局「バリー・スポーツ・グレート・レイク」は淡々。実況を務めたマット・アンダーウッド氏は「初球をかっ飛ばした、これは伸びている、入った。オオタニの19号だ」と伝えた。解説のリック・マニング氏も「彼は昨夜の試合でもホームランを放った。そしてまたやった」とゆっくりと称賛した。
この一発で5月は月間12本目。ヤンキースのジャッジを突き放しメジャー単独トップの19号となった。また、年間57発ペースとなった。
(THE ANSWER編集部)