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卓球ニッポン64年ぶり歴史的金メダルに王国・中国は称賛と嘆き「スーパー大逆転」「実力は普通じゃない」 戸上隼輔&篠塚大登が男子ダブルスで快挙

カタール・ドーハで開催されている世界卓球は25日、男子ダブルス決勝が行われ、日本の戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工業大)組が高承睿、林昀儒組(台湾)に3-2で勝利。世界選手権の男子ダブルスでは日本勢64年ぶりの金メダルを獲得した。卓球王国・中国でもこの戦いぶりが話題に。現地メディアには「スーパー大逆転」「実力はやはり普通ではなかった」などと驚きをもって伝えられていた。

日本卓球男子ダブルスの戸上隼輔と篠塚大登【写真:Getty Images】
日本卓球男子ダブルスの戸上隼輔と篠塚大登【写真:Getty Images】

世界卓球・男子ダブルス

 カタール・ドーハで開催されている世界卓球は25日、男子ダブルス決勝が行われ、日本の戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工業大)組が高承睿、林昀儒組(台湾)に3-2で勝利。世界選手権の男子ダブルスでは日本勢64年ぶりの金メダルを獲得した。卓球王国・中国でもこの戦いぶりが話題に。現地メディアには「スーパー大逆転」「実力はやはり普通ではなかった」などと驚きをもって伝えられていた。

 今回は男子ダブルスで4強に残れなかった中国。この試合に対しても注目度は高く、専門メディアの「卓球ネット」では「最終的に日本ペアは11-6でスーパー大逆転を成し遂げた」と報じられた。

 相手の台湾ペアは、中国のペア2組を連続で破り、準決勝でもフランスのルブラン兄弟を撃破。難敵を破って決勝に上がってきた。卓球ネットは戸上、篠塚組より台湾ペアの勢いがあるとの予想が多かった中で「ところが、思いがけないことに、戸上、篠塚は決勝に入るとものすごいエネルギーを爆発させた。第1ゲームを6-11と瞬く間に落としたにもかかわらず、メンタルには何も影響がなかったのように第2ゲームを獲り、1-1にしてみせた」と驚いている。

 同メディアは中国ペアが表彰台を逃したのは実に50年ぶりであるとし「実に残念なことだ」と嘆きつつ、準決勝は相手の怪我により不戦勝だった戸上、篠塚ペアに「実にドラマチックな展開ではないか」と指摘。ただ一方で「その実力はやはり普通ではなかった」と以前から発揮してきた強さは認めていた。

 中国版のSNS「ウェイボー」でも「戸上と篠塚は今日、火力全開だった。ダブルスの教科書みたいに息が合っていた」「日本のペアの今回の逆転、本当にすごかった。64年ぶりの金メダルとは! 最後まであきらめなければ夢は必ず成し遂げられる!」「逆転劇に震えた。二度もリードされて、なおプレッシャーに立ち向かって試合をひっくり返した。日本のペアの心、強すぎる。歴史的な勝利、おめでとう」と称賛の声が書き込まれていた。

(THE ANSWER編集部)

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