[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

小林陵侑も雪に泣く 上位総崩れの“不公平運営”に海外波紋「クレイジーな試合」

1、2位のポーランド陣営も喜べず「延期してくれることを願っていた」

 1回目2位から18位に失速したカール・ガイガー(ドイツ)は「後ろの選手になればなるほど(助走速度が)遅くなった。こんな天候ではどうしようもない。助走路は完全に詰まっていた。1回目は運もあったけどこうなってしまった。これで喜んだ選手もいるけど、彼らは(もともと)トップの選手たちなのだから、フェアに祝福したい」と語ったという。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 ドイツ大衆紙「ビルド」は「カオスな天候がガイガーの金メダルを吹き飛ばす」と見出しを打ち、「クレイジーな試合となった世界選手権」と言及。ドイツのヘッドコーチ(HC)が公共放送ZDFに対し「どの選手にも難しい試合だった。カール(1回目2位)はノーチャンスだった」と語ったことを伝えている。

 一方で2回目に“恩恵”を受けて表彰台に乗った選手、陣営も素直に喜べない様子。オーストリア公共放送「ORF」が「クラフト、奇妙な試合で銅メダル」と報じた記事によると、3位に入ったシュテファン・クラフト(オーストリア)は「あまり意味があったとは思えない。すごく変な試合だった」と振り返ったという。

 ドイツ「ユーロスポーツ」によると、1、2位を独占したポーランドのHCも「こんな状況なので、ジュリーが試合を日曜日に延期してくれることを願っていた」と語ったという。また、同局で解説を務めたマルティン・シュミットとスベン・ハンナバルトは「こんなのは経験したことがない」と口を揃えた。世界選手権の大舞台は何とも後味の悪い結果となってしまった。

(THE ANSWER編集部)

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集