大谷翔平、2日がかりの大活躍…決勝8号&3安打に米記者は復調確信「今年最高…昨年に近づいている」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、敵地アトランタで深夜の大暴れを見せた。降雨のため試合開始が3時間以上遅れ、午後10時21分プレーボールとなったブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席に中越えの8号勝ち越しソロを放つなど4打数3安打、3得点の大活躍。米記者も「昨年のスイングに近づいているようだ」と上昇気配を感じている。チームは10-3で圧勝し、佐々木朗希投手が大リーグ初勝利を挙げた。

佐々木朗希の大リーグ初白星呼ぶ決勝弾
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、敵地アトランタで深夜の大暴れを見せた。降雨のため試合開始が3時間以上遅れ、午後10時21分プレーボールとなったブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席に中越えの8号勝ち越しソロを放つなど4打数3安打、3得点の大活躍。米記者も「昨年のスイングに近づいているようだ」と上昇気配を感じている。チームは10-3で圧勝し、佐々木朗希投手が大リーグ初勝利を挙げた。
深夜のアトランタに雄大な放物線を描いた。大谷は1-1で迎えた3回先頭で打席に入ると、相手先発のシュウェレンバックの初球カーブを打ち砕いた。打球は飛距離415フィート(約126.5メートル)、107マイル(約172.2キロ)の中越えソロに。時間は午後11時を回っていた。
意外な伸びを見せた打球に、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者は自身のXで「ショウヘイにとって今年最高のスイングだった。昨年のスイングに近づいているようだ」と驚きの言葉を残した。
また試合を中継した米専門局「FOXスポーツ」では、解説で大リーグ通算213勝のジョン・スモルツ氏が「彼はそれほど良いということだ。彼は初球がゾーン付近に来ると分かっていた。彼は謙虚な打者だ。簡単に打ったように見せるんだ」と技術に舌を巻いた。
大谷は初回先頭の打席でも右前打。さらに4回2死無走者では中前にゴロで抜ける安打で出塁すると、ベッツの左翼線二塁打で一塁から長駆生還。4点目のホームを踏んだ。その後は6回に三振、8回に四球と打席を重ね4打数3安打。7連勝とナ・リーグ西地区首位を快走するチームの中心にいる。
(THE ANSWER編集部)