「僕は何も隠してない」 3タコ大谷翔平から感じた“視線”…No.1候補スキーンズ「彼は僕を…」
米大リーグのドジャースは25日(日本時間26日)、本拠地パイレーツ戦に0-3で今季2度目の3連敗を喫した。大谷翔平投手ら強力打線を7回途中5安打無失点、9三振に封じた相手先発ポール・スキーンズは対戦を存分に楽しんだ様子。米紙は試合後に残した「これが野球の醍醐味だと思う」という満足げな言葉を伝えている。

昨季新人王スキーンズが語る大谷の印象
米大リーグのドジャースは25日(日本時間26日)、本拠地パイレーツ戦に0-3で今季2度目の3連敗を喫した。大谷翔平投手ら強力打線を7回途中5安打無失点、9三振に封じた相手先発ポール・スキーンズは対戦を存分に楽しんだ様子。米紙は試合後に残した「これが野球の醍醐味だと思う」という満足げな言葉を伝えている。
スキーンズは最速99.7マイル(約160.4キロ)の直球、スプリットやスイーパーといった変化球を組み合わせてドジャース打線を手玉に取った。特に縦に鋭く落ちるカーブは変化量も緩急も抜群。3回1死二塁で大谷から空振りを奪った際には、大谷が思わず悔しさを露わにしたほどだ。
大谷を3打数無安打に封じたスキーンズの試合後のコメントを、米カリフォルニア州地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」が伝えている。スキーンズはメジャー2年目の22歳で、昨季はナ・リーグ新人王に輝いた。強打者との対戦が楽しくて仕方ないようで「彼らを抑える方法を見つけ出すのが、野球の醍醐味だと思う」と口にしている。
No.1投手の証しでもあるサイ・ヤング賞候補に挙がる右腕。この日の対戦も「オオタニは今日、僕の投球を全て見ていた。フレディ(フリーマン)も今日、僕の投球を全て見ていたと思う。僕は彼らに何も隠していないし、彼らも僕に何も隠していない」と全力のぶつかり合いだったようだ。
続けて「彼らがどう攻めてくるかを見てきたし、彼らも僕がどう攻めるかを見てきた。野球の醍醐味はまさに“ネコとネズミの追いかけっこ”なんだ」と、日本語にすれば「いたちごっこ」のような終わりの見えない争いにあると強調している。
(THE ANSWER編集部)