角田裕毅と接触しリタイア 元同僚ガスリーは「彼に悪意ないの分かってる」と擁護「不運だっただけ」
自動車レースのF1は、第5戦サウジアラビアグランプリ(GP)の決勝を20日(日本時間21日)に行い、角田裕毅(レッドブル)は1周目にピエール・ガスリー(アルピーヌ)と接触し、今季初のリタイアとなった。レース後、ガスリーは「彼に悪意がなかったことは分かっている」と角田を擁護した。

サウジアラビアGP
自動車レースのF1は、第5戦サウジアラビアグランプリ(GP)の決勝を20日(日本時間21日)に行い、角田裕毅(レッドブル)は1周目にピエール・ガスリー(アルピーヌ)と接触し、今季初のリタイアとなった。レース後、ガスリーは「彼に悪意がなかったことは分かっている」と角田を擁護した。
ターン5でアクシデントが起きた。8番手でスタートした角田。9番手のガスリーとの、激しいポジション争いの中でマシンが接触。2台ともスピンし、ガスリーは壁に衝突した。角田は何とかピットまで戻るも、チームはリタイアを選択した。
F1公式サイトは、レース後に取材に応えるガスリーの映像を公開。接触について「いいブレーキングで、前に出た。彼が内側にいたことは分かっていたから、コーナー出口で出来るだけスペースを空けていた。抜き切るには内側のタイヤを2つとも白線の中に入れなければいけなかった。だけど、残念ながら接触でスピンしてしまったんだ」と振り返った。
ガスリーは、「ユウキのことは良く知っているし、彼に悪意がなかったことは分かっている。結果が不運だっただけ。もちろん、起こるべきじゃなかったけど、これもモータースポーツの一部」と角田を擁護していた。レースはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が今季3勝目を挙げた。
(THE ANSWER編集部)