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山本由伸に最強右腕デグロムが燃やした対抗心 白熱の投手戦「本当に良い球を投げていたから…」

米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は18日(日本時間19日)、敵地レンジャーズ戦に先発し、7回5安打10奪三振、無四球無失点の快投で3-0の勝利に貢献した。サイ・ヤング賞を2度獲得したジェイコブ・デグロム投手との投手戦を制し、今季3勝目。7回3安打1失点で敗戦投手となった“最強右腕”は山本の好投に刺激を受け、対抗心を燃やしていた。

今季3勝目を挙げたドジャースの山本由伸【写真:ロイター】
今季3勝目を挙げたドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

山本は7回無失点、デグロムは7回1失点

 米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は18日(日本時間19日)、敵地レンジャーズ戦に先発し、7回5安打10奪三振、無四球無失点の快投で3-0の勝利に貢献した。サイ・ヤング賞を2度獲得したジェイコブ・デグロム投手との投手戦を制し、今季3勝目。7回3安打1失点で敗戦投手となった“最強右腕”は山本の好投に刺激を受け、対抗心を燃やしていた。

 手に汗握る投手戦だった。デグロムは初回、エドマンに先頭打者本塁打を許したものの、以降はドジャース打線を寄せ付けず。「ゾーンの低めに最高の投球ができた。(低めへの投球は)今季ここまで苦戦していたこと。(被弾は)高めへミスしてしまった。フェンスを越えてしまったので、『よし、ここから締めていこう』と思ったんだ」。MLB公式サイトは試合後のデグロムのコメントを紹介した。

 7回を投げて1四球7奪三振で1失点。被安打は山本よりも少ない3だった。2018、19年にサイ・ヤング賞を2年連続で受賞し、“最強右腕”とも呼ばれたデグロムは投げ合った山本にも刺激を受けたよう。「ヤマモトが本当に良い球を投げていた。だから僕は『ヘイ、これ以上は取らせないぞ』と再び集中し、ゼロを並べて勝つチャンスをチームにもたらそうとした」と対抗心を燃やした。

 軍配は山本に上がったものの、ドジャースのロバーツ監督も「彼の制球は信じられなかった。動揺しない。彼は球界で最高の投手の1人だ」とデグロムを絶賛。「トミー(エドマン)がホームランを打ったが、その後は私たちを寄せ付けなかった。今夜、私たちは彼に対する答えすら持っていなかった」と脱帽していた。

(THE ANSWER編集部)



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