思い入れのあるデザインに…

　中央競馬のトップジョッキー、クリストフ・ルメール騎手が長期の海外遠征を終えて、日本に帰ってきた。再来日直後、さっそく話題の場所を来訪すると、競馬ファンはルメールがその場で着ていたTシャツに注目。自身の日本での“ルーツ”ともいえるデザインに「私もずーっと忘れない」「特別な存在ですね」といった反響が寄せられている。

　思いがあふれていた。ルメールが足を運んだのは大阪・関西万博の会場。シンボルの大屋根リングをバックに、公式キャラクターの「ミャクミャク」の像の前で記念撮影した。黒のTシャツには、馬に跨る騎手のデザイン画が白地で描かれている。

　写真をXに公開したルメールは「2週末の海外騎乗を終え、日本に帰国し安心しています」とつづるとともに「そして大阪関西エキスポでCL by C.ルメールから初披露のハーツクライへ捧げるTシャツを着るのを嬉しく思います。2001年4月15日に生まれたこの素晴らしい馬は常に心に残っています！」と記した。着ていたTシャツに描かれていたのは、2005年有馬記念で自身の日本での初G1勝利をもたらしたハーツクライだ。ファンからはさまざまな声が上がっている。

「私もずーっと忘れない！」
「ハーツクライは特別な存在ですね」
「ハーツクライも天国であなたのことを見守っていますよ」
「なんとハーツクライだあ～の実況が忘れられん」
「Lemaireをルメールにした馬」
「やはりルメールにとってハーツクライも特別な存在なのだと思えて嬉しいね～」
「ハーツ様のTシャツ、欲しくなるなぁ」

「CL by C.ルメール」はルメールが立ち上げたアパレルブランドで、今回のTシャツ「NIGHT HEART」はアーティストの尾花龍一氏がデザイン。価格は1万3200円（税込）で124枚限定の逸品だ。ドバイ国際競走、オーストラリアでのG1クイーンエリザベスステークスの騎乗を終えて日本に戻ってきたルメールは、20日の皐月賞でヴィンセンシオに騎乗予定となっている。