一時19打者連続で出塁

　米大学野球で起きた珍事が話題を集めている。なんと、1イニングに23失点。米記者が伝えると、現地のファンは「ワイルドすぎる」と仰天している。

　4日（日本時間5日）に行われた全米体育協会（NCAA）1部ジョージ・メイソン大―ザ・ホリー・クロス大の一戦。0-0で迎えた3回だった。ホーリー・クロス大は1死から2者連続四球で走者を出すと、ここから立て直せず。11安打、8四球、5死球に加えて3失策。本塁打と三塁打が1本もなかったにもかかわらず、23失点した。

　米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者がこの珍事に反応した。文面で全打席結果を羅列し「一時、19打者連続で出塁した」「ホーリー・クロスはこの回だけで5人の投手が登板した」と紹介。米ファンからは「先頭からアウト奪ってこれなのが面白いな」「ワイルドすぎる」「これは恥ずかしい」「あらら」「8四球、5死球ってどういうことよ」「ウソでしょ」と仰天した様子の声が上げられている。

　試合は26-6でジョージ・メイソン大が勝利。同大学によると、1イニングに23得点はNCAA新記録となったという。