金満ドジャースの若手選手が“本音”激白「お金を稼ぎたいよ。でも…」 巨大戦力にある「恵みと呪い」とは
巨大戦力のドジャースに所属する「恵みと呪い」
同じく昨季大リーグにデビューし、先発の一角として15試合(12先発)で3勝5敗、防御率3.65という成績を残したランドン・ナック投手は27歳。スネルや佐々木の加入でその地位が侵されかねない。「若い選手としては、チームに溶け込み、定着し、サービスタイムを過ごし、お金を稼ぎたいと思わずにはいられないよ」と本音を口にする。
「でも同時に、たくさんの偉大な選手たちに囲まれて、彼らから学び、その経験を残りのキャリアに活かすことができるという恵みもある。そして優勝するチャンスもね。恵みと呪い(という言葉)がうまく表現できている。それでも、ここは素晴らしい場所だ」と、やはり優れた技量を持ったチームメートからの学びを得難いものだととらえている。
さらに若い、24歳のジャスティン・ロブレスキー投手は「2年後、5年後に自分がどうなっているかを考えるくらいなら、明日良いボールが投げられるように努めるだけだ。それがやらなければならないこと。特にスネルや、本当に本当に優秀な選手たちと争うときにはね」と、目の前の成長機会に集中している。
さらに「若い選手たちは、受け入れるしかない。良い球が投げられれば、いつかメジャーリーグで活躍できると信じることだ」と続けた。昨季は3Aオクラホマシティとの行き来を繰り返し、大リーグ8試合に登板。うち6試合が先発で1勝2敗の星を残した。春季キャンプが終わったとき、3人は投手陣でどんな位置を占めているだろうか。
(THE ANSWER編集部)